人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
スキージャンプ長野五輪金メダリスト原田雅彦が語るワールドカップの魅力 「本当に強いジャンパーを決める大会がワールドカップ」
鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by J SPORTS 編集部──日本人選手と欧州選手の違いはどこにあるのでしょうか。
原田:ポーランドやノルウェー、オーストリアは、たくさんのジャンパーが活躍している国ですが、強化方針が日本とは異なります。彼らは指導方法を一つに絞りこみ、それに特化している選手を集め、競い合わせているためチームとしてはすごく力強いです。でも、考えてみると中心になる選手はいない。またヨーロッパのチームは誰か一人崩れると、全員が崩れていくリスクも秘めています。
日本の場合はそうではなく、どちらかいうと個性を伸ばしていく指導をします。リーダー的には小林陵侑がいて、違うタイプだけど佐藤幸椰がいて、そこに若い選手が相乗効果のようについて来るのが日本のチーム。そういった意味で、私は日本の方が魅力的だなと思っています。日本は勢いの良い選手がたくさん揃っていて総合力と爆発力もありますから、団体戦も楽しみですね。
──ノルウェー勢は脅威ですよね。
原田:ノルウェー勢はやっぱり凄いですよ。凄いですけど、ダメなときは全然ダメなんです。彼らは日本と同じく、風の強いジャンプ台で練習をしています。とにかくムササビのように飛んでいくスタイルが多くて、行くときはどこまでも行くんですが、追い風に見舞われるとほとんど飛ばなくなる。警戒するチームではありますが、そういったリスクの多い選手たちでもあります。
スキージャンプの魅力
──雪印メグミルクスキー部の総監督に就任されて、どのような準備をなされているのでしょうか。
原田:とにかく意識付けです。五輪シーズンなんだということを徹底的に意識付けしています。選手によっては「通過点です」とか「ワールドカップの中の一つです」と言う選手もいますが、実のところ意識していますよ。そう言いながらも、自分のコンディションをコントロールしているだけで、やっぱりどの選手も頭のどこかで五輪を意識しています。そこを忘れないようにトレーニングの一つから心掛けて欲しいです。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
【先行】プリンスアイスワールド 2023-2024 A NEW PROGRESS ~BROADWAY CLASSICS~ 滋賀公演
2月23日 午後3:50〜
-
フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋 【吉田唄菜&森田真沙也】
3月12日 午後7:00〜
-
4月23日 午後8:00〜
-
3月9日 午前8:55〜
-
ドキュメンタリー ~The REAL~ 【アルペンスキー特集】飽くなき探求心 佐々木明の挑戦
3月31日 午後11:00〜
-
フリーライド ワールドツアー 2024 第5戦 ハイライト ヴェルビエ(スイス)
4月20日 深夜3:30〜
-
【先行】第44回全国中学校スケート大会 フィギュアスケート競技 男子 / 女子 フリースケーティング
2月6日 午前9:20〜
-
【限定】第61回 全日本スキー技術選手権大会 スーパーファイナル
3月10日 午前8:50〜
J SPORTSで
スキーを応援しよう!