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スキー コラム 2022年11月2日

世界の勇者”小林陵侑 連覇に挑む スキージャンプ FIS ワールドカップ2022-23 シーズンプレビュー

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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今季W杯個人総合2連覇をめざす小林陵侑

“世界の勇者”小林陵侑(土屋ホーム)。彼は昨シーズン、W杯個人総合優勝と北京五輪ノーマルヒル金メダル、ラージヒル銀メダル、混合団体4位という圧倒的な好成績を残した。
いよいよ新シーズンが開幕を迎える。“世界の勇者”は、昨シーズンがピークでないことをW杯個人連覇とジャンプ週間連覇によって証明してくれるだろう。

今シーズンの日本チームは、小林陵侑と二階堂蓮小林潤志郎佐藤幸椰佐藤慧一の雪印メグミルク勢、現在はドイツへ拠点を移した中村直幹(フライングラボラトリー)など6人の選手枠、そして帯同コーチに現場経験を積ませるシーズンとなる。
そこには、作山憲斗(北野建設)と伊東大貴(雪印メグミルク)、伊藤謙司郎(チームタク)と欧州現地にコーチ留学している金城芳樹コーチが小まめに動く。
そして、それらを原田雅彦全日本スキー連盟副会長が掌握し、適時にアドバイスを送る体制が敷かれている。

今シーズンは、1月中盤に開催されるW杯札幌大会3連戦において小林陵侑の3連勝が期待できるのと、葛西紀明(土屋ホーム)の一桁入賞と表彰台に大きく夢を乗せている。そこに大観衆の歓喜が…目に浮かんでくる。

左から二階堂蓮、中村直幹、清水礼留飛

■SNOW JAPANへの期待

小林陵侑は、白馬合宿にて、ボディメンテナンスと体調やメンタルのコントロールを入念に行った。そして迎えた白馬全日本選手権では、夏場に絶好調だった二階堂蓮(日本ビール)の台頭にも慌てず騒がず、1位と2位で常に表彰台にたった。

成長著しい二階堂蓮は冬への切り替えも充分に承知して、それを乗り切るイメージに包まれる。夏の自信を糧に冬、大いなる雪上への挑戦に燃えている。

低いシルエットから伸びていくジャンプが持ち味の二階堂蓮

小林潤志郎(雪印メグミルク)は、チームリーダーとして気丈なまでに日本チームの方向性を示してくれるに違いない。

佐藤幸椰(雪印メグミルク)は、スキーにおける度重なるルール変更に惑わされた格好となり、短めなスキーに対応するのに時間をかけている。復活は1月W杯あたりとなるか。そこに鈴木翔サービスマン(雪印メグミルク)の力量が冴え渡るだろう。

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