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佐藤慧一(雪印メグミルク)は、大型ジャンパーとしてのダイナミックなジャンプが期待される。
ダイナミックなジャンプが期待の佐藤慧一
中村直幹(フライングラボラトリー)は、ドイツを中心に拠点を据え、スキーも新たな青いフリューゲに変えて、その先鋭極まりないシルエットとなった。
冬はコンチネンタル杯に出場、ポイントを重ねてW杯へと昇格を目指す清水礼留飛(雪印メグミルク)の超アクティブなジャンプも楽しみだ。
日本チームは、シーズン最後まで6枠を維持したい。
北京で大活躍をしたガイガー(ドイツ)
■注目の海外勢の現況と新スーツ
10月25日にSNOW JAPAN記者会見が都内で開催された。そこで小林陵侑が欧州で注目する選手として名を上げたのは、サマーグランプリ好調のクバツキだった。ポーランドにはクバツキ以外にもチームをリードするストッフ、個性派で飛ばしまくるズィラもいる。開幕戦の11月5日と6日、夏仕様のヴィスワではポーランドが誇る大応援団の熱気満載になること間違いないだろう。
ノルウェー勢では、かつて2年連続でW杯個人総合覇者となったグラネルが気掛かりだ。現状としてはかみ合っておらず、技術の手直し中とのことで2025年トロンハイム世界選手権(1997年以来のノルウェーでの開催)への布石のシーズンになると思われる。ただ元王者に焦りはなく、アイストラックの改修をみたグラナーゼン新シャンツェでの大飛躍に期待が持たれる。ノルウェーは、グラネルのほかヨハンソンやファンネメルと名選手が揃っている。地元に優位なRAW AIRの展開、さらには巨大フライング台ビケルスンでの上位独占を狙っている。
オーストリアは小柄な強者クラフトが余裕の夏休暇を送り、心を整えていた。そうなると当然、インスブルックが含まれるジャンプ週間あたりが主なターゲットになってきそう。そこに北京五輪で躍動を見せたフェットナーがチームを押し上げる。
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