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スキー コラム 2014年12月26日

偉大なるかな4ヒルズ(ジャンプ週間)

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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気になるのはここまで泣かず飛ばすにいるポーランドチーム。前年のW杯個人総合優勝でソチ五輪金メダリストのストッフがよもやの故障、そこからの現場復帰に苦慮しているが、一説によれば4ヒルズでの出場も見えてきているようだ。

充分に昇り調子にきている日本はついに選手代表6枠になった。
コンディション調整を優先させてのトップチームの一時帰国に変わり、中堅若手の4試合派遣で、新たに1枠を確保、そこ に作山憲斗(北野建設)が入った。
つかの間のクリスマス休暇には、夏場から秋にかけてジャンプ練習不足となっていた葛西選手に心のゆとりを生み出し、そこで国内開幕戦名寄ピアシリにおける愛弟子の伊藤有希を優勝(高梨沙羅2位)させるに至るという好循環を生み出した。

その名寄において、男子で優勝したのは右膝が好ましい状況になってきた伊東大貴(雪印メグミルク)、また同点優勝の竹内択(北野建設)は雪のアプローチ感触の違いから、ようやく脱却をみせた。
良き勢いが出てきた岩手八幡平出身の小林潤志郎(雪印メグミルク)は抜群の飛距離ながら着地転倒などの苦い経験がこの先に生きてきそう。ちなみに期待の高校生で、弟の小林陵侑(盛岡中央高)は葛西監督ひきいる土屋ホ ームへの就職が内定した。 ドイツの軍人選手ヴァンクと仲がよい清水礼留飛(雪印メグミルク)は、12月の国内調整中に岡部孝信コーチの指導に熱心に聞き入りジャンプを改良、実力アップに余念がない。

まずは全員が限りなく2本目に残りたい日本チーム。そしてそのパワーを欧州中に響かせたいところだ。

岩瀬 孝文

ノルディックスキージャンプの取材撮影は28年以上、冬季五輪は連続5回、世界選手権は連続12回の現地入り取材。スキー月刊誌編集長を経て、2007札幌世界選手権では組織委員会でメディアフォトコーディネーターを務めた。 シーズンに数度J SPORTS FIS W杯スキージャンプに解説者として登場。『冬はスキー夏は野球』という雪国のアスリートモードにあり、甲子園の高校野球や大学野球をつぶさに現場取材にあたっている。

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