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フィギュア スケート コラム 2024年2月13日

第44回全国中学校スケート大会 フィギュアスケート競技 女子シングルレビュー

フィギュアスケートレポート by 中村康一(Image Works)
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「あんまり分かんないです。ストレッチはやってますけど、新体操などはやっていません」

特別なことをしているわけではないのだという。天性のフィジカルなのだろう。フリーではジャンプでいくつかのミスが出てしまい、そこを悔しがっていた。

「もっと高いところを目指していたので悔しいです。ショート、フリーの合計で160とか165とか、それぐらいを出したいと思っていたんですけど、それに届きませんでした」

順位ではなく、スコアをまずは目標にしていたようだ。今回のスコアは158.22。目標には届かなかったが、今季、全体としては手応えを掴めたシーズンだったのではないだろうか。

「最近はジャンプの成功率が上がって、大会で成功することも増えてきました。曲の注意するところを意識してやることで少しずつ点数も伸びてきたので、今期は収穫が多かったと思います。来季は大会で失敗をしないこと、ノーミスの演技で滑り切ること、やっぱり165点ぐらいは大会の規模にかかわらず出せるようにしたいです」

目標として、ジュニアグランプリなどの名前は挙がらなかった。まずは目の前のスコアを積み重ね、その先に結果がついてくる、という考え方なのだろう。ただ、個人的には大きな大会で観てみたい選手だ。とても華がある選手だ。ファンの人気を博すことになるだろう。

6位 岩本愛子

岩本愛子

ショートプログラムでは、緊張で足が震えていたという。それでもジャンプを全て着氷することができた。ダブルアクセルが、本人も「危ない!」と感じたというジャンプ。これを耐えたことが大きかった。また振付がとても印象的だった。ショートプログラムは小田嶋隼コーチの振付。ポジションを一つ一つビシッと決める振付だ。

「隼先生は情熱的な指導で、ダイナミックさを少しでも真似できるように頑張っています」

小田嶋コーチと言えば、現役時代はトリプルアクセルが得意な選手だったイメージだ。指導は振付だけなのだろうか?

「ハーネスの指導もしてもらっています。ハーネスのおかげでジャンプが安定しました。トリプルアクセルと4回転トウループを、吊ってもらってやっています。4回転は氷の上では無理そうですが、トリプルアクセルは練習を頑張っています」

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