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フィギュア スケート コラム 2023年10月11日

フィギュアスケートのプログラムを共有化するための2つのポイント | 町田樹のスポーツアカデミア 【Archive:フィギュアスケート・ザ・マスターピース】 エチュードプロジェクト徹底解説

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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それからプログラムをみんなのために共有する方法ですが、この点についてはかなり考えました。なぜならば、誰もが演技を習得し、滑れるような状態でプログラムを流通させなければ意味がないからです。ですので、みんなにプログラムを共有する上で、最も効率がよく、的確な方法としては、やはりプログラムを映像に収録して、動画投稿サイトを通じて広く無償で公開するというのが一番いいと考えました。

しかしながら、作品を創作して、それを単に映像に収録して、YouTube上で公開すればいいというわけでもないわけです。例えば、その映像に体の一部しか映ってなかったとしたら、それを見て振り付けを学習することはできませんよね。ですから、エチュード作品を演技したいと思う人が的確にその振り付けを学ぶことができて、実践に移すことができるような形で映像を制作して流通させる必要がありました。

では、どのようなカメラワークでプログラムを収録し、どのような映像を編集して提供すればよいのかということが大事になってくるわけですけれども、この点については、このエチュードプロジェクトに参画していただいているプロカメラマンの加藤清之さんとともに熟考しました。

フィギュアノーテーション

フィギュアノーテーション

一番参考にしたのは、ストリートダンスとかヒップホップとか、そういうダンスジャンルのダンススタジオが発信しているYouTube動画を参考にしました。とりわけ、韓国の有名なダンススタジオが振り付けのレクチャー動画をYouTube上にいくつも出しているんですが、この見せ方、レクチャーの仕方もさることながら、それを映像に収録して提示する方法が非常にわかりやすい。こうしたダンススタジオが発信する映像を参考にさせていただきながら、私たちもフィギュアスケートの演技映像を収録したり、その振り付けをレクチャーするための動画制作を行いました。それに加えて、広大なスケートリンクのどこで何を行うのかという空間構成をより確実に伝えるために、フィギュアノーテーションというものも利用しました。

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