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スキー コラム 2018年3月20日

第9回『プラニツァ音頭も高らかに』

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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飛べ飛べニッポン

伊東大貴

伊東大貴(雪印メグミルク)は右肩のケガから復調の道を歩む

ファイナルを迎えた日本チームは、世界最大の飛距離を生み出すビケルスンの台をみているとわかるように、いまはまだそのシャンツェにおける経験値を積んでいる状況であろう。
普段、いきなり現地に行って練習させてくださいとお願いして、さあどうぞというわけにはいかないのが実情で、それは日本を含め欧州各国が地元の選手に勝ってもらいたいと強く願うのが勝負の常であるから。

佐藤幸椰

鋭く低く伸びていくジャンプが魅力の佐藤幸椰(雪印メグミルク)

シーズン後半は国内調整に徹した伊東大貴(雪印メグミルク)は順調に肩のリハビリとその仕上げに入っている。
「あのとき肩の打ちどころがよくなくて、身体のバランスが崩れていたように思います。まだ少しばかり痛みがありテレマークでも右手を上げにくい感じがあり無理はできません。そのあたり夏場にしっかりと治していきたく思います」
静かにそれでいて前向きな表情の伊東だった。

佐藤幸椰

若手選手の一番手になり得た佐藤幸椰(雪印メグミルク)

そこに新鋭で全日本チームにピックアップされ秀逸なジャンプを見せた佐藤幸椰(雪印メグミルク)の活躍は、目を見張るものがあった。彼は所属の岡部孝信コーチの指導を熱心に受けて開花した。そして当然のことながら来シーズンの活躍が期待される。
さらに、小林潤志郎(雪印メグミルク)と小林陵侑(土屋ホーム)の兄弟と集中力ある大型女子ジャンパー小林諭果(CHINTAI)の成長に、末弟でいまはジャンプとノルディック複合の両方を手がけ、岩手の名将伊藤時彦コーチのもとバランスよい身体づくりに徹している小林龍尚(盛岡中央高)の頑張りと勇躍が見られそうだ。

岩瀬 孝文

ノルディックスキージャンプの取材撮影は28年以上、冬季五輪は連続5回、世界選手権は連続12回の現地入り取材。スキー月刊誌編集長を経て、2007札幌世界選手権では組織委員会でメディアフォトコーディネーターを務めた。 シーズンに数度J SPORTS FIS W杯スキージャンプに解説者として登場。『冬はスキー夏は野球』という雪国のアスリートモードにあり、甲子園の高校野球や大学野球をつぶさに現場取材にあたっている。

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