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スキー コラム 2015年2月12日

遥かなる空へビケルスン

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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安定するドイツは、英雄フロイント、フライタグなどが健闘する。故障明けのベリンガーはまだ慣らしに徹する状況か、ではあるが。

今季はダークホース的な存在になっているポーランドは、リーダーで五輪金メダリストのストッフの復調でいよいよチーム力が持ち直した。そこにコットやジラなどが加わり、着々と体制が整う。

日本はとことん頑張ってほしいところだが、正直に言えばリスクが高いビケルスンよりも今月後半に控える世界選手権に調子の波を持ってくるのが得策か。 しかし、熱きリアルレジェンド葛西紀明(土屋ホーム)や240m超えの伊東大貴(雪印メグミルク)は黙っていられない!? いや、そこは無理せずターゲットを明確に、であろう。 竹内択(北野建設)もタフに伸ばせる、がまん強い作山憲斗(北野建設)も同様、勢いにあふれる飛ばし屋の小林潤志郎(雪印メグミルク)と栃本翔平(雪印メグミルク)は狙いつつもおおらかに飛びたい。

世界選手権の会場ファルンは、オールドスタイルで銅山の街、露天掘りの世界遺産の地。 そこは旧式のケリ上げ台だったのが、改修を施し新型に変えた。だが、いつもながらに風は荒れ、そんな運がつきまとう。 混合団体の連覇を期待したいJPN。そして個人戦での表彰台も。でき得るならば団体戦もポディウムヘ。日本から北欧スウェーデンへ素晴らしき風を送り続けよう。

このファルン世界選手権にはベリンガー(ドイツ)も、バーダル(ノルウェー)も、あのフレンドリーなアマン(スイス)も帰ってくる。

好勝負、まっしぐら。つねに上昇気運で日本チーム!

岩瀬 孝文

ノルディックスキージャンプの取材撮影は28年以上、冬季五輪は連続5回、世界選手権は連続12回の現地入り取材。スキー月刊誌編集長を経て、2007札幌世界選手権では組織委員会でメディアフォトコーディネーターを務めた。 シーズンに数度J SPORTS FIS W杯スキージャンプに解説者として登場。『冬はスキー夏は野球』という雪国のアスリートモードにあり、甲子園の高校野球や大学野球をつぶさに現場取材にあたっている。

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