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フィギュア スケート コラム 2024年3月11日

三浦璃来&木原龍一組が4カ月半ぶりの試合で2位表彰台「『お互いがんばったよね』という思い」| ISU四大陸フィギュアスケート選手権2024 ペア レビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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世界ジュニアで2年連続2位、昨世界選8位と、すでに国際大会で目に見える結果を出してきたアナスタシア・ゴルベワ&ヘクトール・ジオトポウロスムーア組(オーストラリア)にとって、SP7位は失望だった。だからこそFSでは積極的に得点を獲りに行った。序盤のサイド・バイ・サイドジャンプを、今季ここまでの3T+2T+2T(基礎点6.8)から3T+2A+2A+SEQ(基礎点10.8)に入れ替え、パーフェクトに成功させた。TES技術点だけなら他を2点以上も引き離して首位に立ち、総合4位にジャンプアップ。「自分たちにはできるのだということを他者にも自分自身にも証明できた」と、たしかな手応えをつかんだ。

リア・ペレイラ&トレント・ミショー組(カナダ)は、シーズン前半戦が好調だったからこそ、5位以上の成果を求めていたはずだ。ただ結成2年目でしかなく、特に20歳のペレイラは、時差調整、ナショナル後わずか2週間の試合、シーズン途中のエレメント変更……等々であらゆる意味で「経験不足」を実感したという。すべては地元世界選への良い教訓となるはずだ。「SP後は悲しかったが、FS後の今は自分たちを誇りに思う」と前を向く。

別のパートナーと四大陸で3度メダルを獲得しているペンと、長い間「中国4番手」で大舞台のチャンスを持てなかった35歳ベテランのワンも、やはり結成1年目。SP・FSともにシングルジャンプで転倒があったものの、スロージャンプは見事としか言いようがない。特にFSの2本は、幅・高・質・着氷すべてを完璧に揃えた。地元中国の上海で、初出場総合6位と、満足の成績を収めた。

SP3位で折り返したチェルシー・リュウ&バラーズ・ナジ組(アメリカ)は、FSではジャンプにことごとく苦しんだ。2度の転倒もあり、順位も総合7位と後退。ただ結成1年目の2人にとって、初めての全米選手権で4位ピューターメダルを獲得した翌週に、初めての四大陸でSFスモールメダルを手にした事実は、この先に向けての励みとなったに違いない。

文:J SPORTS編集部

J SPORTS編集部

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