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#4【対談】町田樹 × 高岸直樹さんー「演技構成点」についてー(1) | 町田樹のスポーツアカデミア 【Forum:フィギュアスケートが求める理想のルール】
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部T:そうです。
M:ですから、技術と芸術性というものが綺麗に明確に分けて捉えられるものではなく、分かちがたく癒着して、離れられない関係であるということですよね。よく分かりました。続いて、音楽性はどうでしょうか。フィギュアスケートでも、音楽の解釈という項目が明確にあって、そこは通じる部分があると思います。
採点時に重視すること 【2】 音楽性
T:私的には、見ていて、まるで歌っているかのような場合、音楽を引っ張っていく。体が音楽になっていっているようなものを個人的にも目指しているんです。そういう子たちを見るとすごく嬉しくもなりますし、点数も高く持っていきたくなるんですけど、リズムはやはり、きっちり刻んでほしい。リズムはしっかり合わせる。下半身はリズムだと思っているので下半身は的確に、上半身で歌う。上半身がメロディーになる感じですね。下半身が的確に刻んで上半身はメロディーで引っ張ったり、抑揚があったり、中に出したり入れたりと感じています。
M:リズムとメロディ。
T:そうですね。リズムは外さない。でも、メロディーは伸ばす。そういう場合もありますね。
M:音楽のリズムとメロディーをいかに捉えているか。2つの要素が重要だということですね。
T:私はそう思っています。
M:ありがとうございます。次に、3つ目の項目である芸術性について。芸術性は何なのかということは、永遠の課題だと思いますが、高岸先生はどうお考えでしょうか。
採点時に重視すること 【3】 芸術性
T:先ほどの話にも通ずるところはあるんですけども、やはり、自分の心の中の豊かさ、想像力。例えば、手を出すだけでも思いがあれば、温かく深みが出てくるものがあると思います。それまでにいろいろな自然や美しいものを体験、経験して、豊かな気持ちになっていることがあれば、置き換えることができると思うんですよね。だから私は、そういう気持ちの中から出てくる創造性が豊かな芸術性を生むと思っています。
M:それは結構評価するのが難しいとも思います。やはり見て分かるものですか。
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