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ラグビー コラム 2026年9月3日

100周年の節目に好敵手カナダ代表と対戦 齋藤・伊藤のハーフ団は6試合連続の先発

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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日本ラグビーフットボール協会は今年で100周年を迎えた。日本代表が初めて結成されたのは1930年のことだ。初めて桜のエンブレムと赤白ジャージーをまとった記念すべき遠征先はカナダだった。全7試合の6戦目、9月24日に行われたブリティッシュコロンビア州代表との対戦が日本代表初のテストマッチとなった。当時、カナダ代表はまだ編成されていなかった。

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6勝1分けと好成績を収めた日本代表はフェアなプレーをするチームとしてもカナダで高い評価を受け、以降、両国ラグビー協会は友好関係を築き交流を続けてきた。1932年にはカナダ代表が来日し、7試合を行っている。100周年の節目にカナダ代表とテストマッチを戦うことは歴史的にも意義深いことなのだ。

2026年9月5日(土)、新潟のデンカビッグスワンスタジアムで開催される「リポビタンDチャレンジカップ2026」のカナダ代表戦は、新潟で行われる18年ぶりの日本代表戦でもある。世界ランキングは日本代表の12位に対して、カナダ代表は24位。ラグビーワールドカップ(RWC)には第1回から9大会連続で出場、第2回大会ではベスト8に進出したが、2023年のRWCは出場を逃している。2025年より指揮を執るスティーブ・ミーハンヘッドコーチは、オーストラリア出身だが、フランス、イングランド、日本(花園近鉄ライナーズ)でコーチ経験を積んできた。現在は若い選手を積極的に起用しつつ、チームの立て直しを図り、来年のRWCでの飛躍を期している。

今回の日本代表戦メンバーでは、NO8ルーカス・ランボールが67キャップを保持し、もっとも経験がある。キャプテンを務めるのは37試合目だ。今回で40キャップ目となるCTBベン・ルザージュは昨年8月の日本代表戦(57-15で日本が勝利)以来のカナダ代表復帰。CTBコンビを組むアイザック・オルソンも昨年8月以来の出場だ。テストマッチ初先発となるのは、LOダラ・ドイル、HOフォスター・デヴィッド、PRカイル・スティーブス、WTBリアム・ジェームズ。ベンチスタートのジェイミー・アームストロングは、昨年セブンズカナダ代表としてデビューしたスピードある選手。カナダも日本同様、スピーディーな展開ラグビーを標榜しており、アタック合戦が楽しみだ。

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迎え撃つ日本代表は、8月15日のオーストラリア代表戦から先発15名では5名の変更。HOは負傷した江良颯に代わって原田衛が先発し、リザーブは佐藤健次が入る。LOはワーナー・ディアンズを休ませ、ジャック・コーネルセンハリー・ホッキングスのコンビ。FW第3列は、ベン・ガンター下川甲嗣マキシ ファウルアの3人。HB団は6試合連続でSH齋藤直人、SO伊藤龍之介が先発する。齋藤がキャプテンを務める。BKは上ノ坊駿介に代わって廣瀬雄也が負傷から復帰し、WTBは矢崎由高に代わって代表デビューとなるイノケ・ブルアが入った。パワフルなランで観客を沸かせてほしい。

カナダ代表のここ数年の戦績からすれば、確実に勝たなくてはならない相手だが、7月からの5試合で課題になっているハイボールの処理など、どこまで課題を修正できるかも注目される。9月12日(土)には、パシフィックネーションズカップ2026準決勝のアメリカ代表戦(東大阪市花園ラグビー場)が控えており、同大会の優勝に向かって弾みをつけたい。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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