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指揮官の言葉は明確だ。
選ばれた23人の選出理由について質問を受けたエディー・ジョーンズ日本代表ヘッドコーチ(以下、HC)は、「ファイナルに勝つため(のメンバー)です」と答えた。
9月19日(土)、秩父宮ラグビー場で『アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ2026』のファイナルがおこなわれる。
日本代表とフィジー代表がこの大会の頂上決戦で顔を合わせるのは3年連続。過去2大会は、いずれもフィジーが勝って優勝している(2024年/41-17、2025年/33-27)。
J SPORTS オンデマンド番組情報
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日本 vs. フィジー(09/19) 決勝 ラグビー アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ 2026
配信日時 : 2026年9月19日(土)午後6:35 ~
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カナダ vs. アメリカ(09/19) 3位決定戦 ラグビー アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ 2026【限定】
配信日時 : 2026年9月19日(土)午後3:45 ~
現体制になって3シーズン目。フィジーからの勝利がまだない日本代表にとっては、進化の進捗を知るためにも格好の相手。ジョーンズHCも、「ファイナルに勝つことに100パーセント集中しています。私たちが連続して進出した3回目のファイナル。チームが成長する良い機会」と話す。
優勝カップを手にするため日本代表は、今大会に臨むスコッドの中から、勢いのある選手たちを選んだ。指揮官は、「キャップ数を見れば、少なくとも今年の中では最も経験豊富なチームの一つ」と自信を見せる。
経験とタフさ、その両方を兼ね備えたメンバーとし、フィジカリティーの強さとスピードを持つ相手に対抗する。
大会準決勝、1週間前(9月12日)のアメリカ戦で63-14と快勝した時とほぼ同じメンバーで決戦に挑む。
ゲームキャプテンはSH齋藤直人が務める。9月5日のカナダ戦から3戦連続でチームをリードする。
先発に新しく加わったのはWTB長田智希だけ。埼玉パナソニックワイルドナイツの2025-26シーズンを終え、コンディションが整っていないグループに入り、代表活動から外れていたハードワーカーが戻ってきた。「ボールのないところでもハードに働き、仕事を探します。私たちが本当に選びたいと思うようなタイプの選手です」と、ジョーンズHCの長田評は高い。
今季の代表デビューから、この試合で8テストマッチ連続の10番となる伊藤龍之介についてジョーンズHCは、「自信をつけてきたと思う。意思決定が素晴らしい」と成長を喜ぶ。
また、若き司令塔がコントロールするチームについて、全員でその時の状況を見てアタックを選択できるようになってきたと成長を認める。
齋藤主将も「対応力が高まってきていると思う」とチーム力上昇の体感を口にしている。
「最初から自分たちのスタイルを出す」、「ボールを持ち続けることが自分たちのプレーすることにつながり、相手が嫌がること」と頭に描く勝利へのプランを、キックオフ直後から出して戦う意思は固い。
J SPORTS 放送情報
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ラグビー アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ 2026 決勝 日本 vs. フィジー(09/19)
放送日時:2026年9月19日(土)午後 6:35 ~ J SPORTS 1
フィジー代表のセニルシ・セルヴァクラHCは、日本代表について「ホームグラウンドで非常に強いことは分かっています」と警戒している。
今大会前にオーストラリア代表、カナダ代表との試合を経て準備を重ねていることにも言及し、「よくコーチングされたチーム」との印象を持っているようだ。そして、「非常にスピードを持っており、ボールを保持し続ける」と日本のプレースタイルに触れ、「そうさせないためにも規律高く戦う」と宣言した。
日本戦でピッチに立つメンバーは、前週のカナダ戦に45-29と快勝した時の選手たちが多い。キャプテンを務めるのはHOテヴィタ・イカニヴェレ。栃木ホンダヒートに所属する選手でリーダーシップと高い経験値を持つ。2025-26シーズンは初めての日本でのプレーながら、17試合に出場し、10トライを挙げた。
新しくNO8で先発するエリア・ヴァーナカイヴァタはスーパーラグビー・パシフィックのフィジアン・ドゥルアの中核として活躍してきた人で、2026-27シーズンから英・プレミアシップのセール・シャークスでプレーする。
セブンズ代表の経験もあってスピードあり。2025年にはフィジー代表選手が選出する「プレーヤーズ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」となった。
ハーフ団は、44キャップと経験豊富なSHフランク・ロマニと、フランスのプロD2、プロヴァンスでプレーするSOケイレブ・マンツで組む。
CTBにはビリミ・バカタワがいる。フランスで長くプレーし、同国代表キャップを32も持つベテランは国際舞台での一定期間の空白を経て、母国代表でのプレーを今季新設のネーションズチャンピオンシップ、スコットランド戦で開始した。日本代表としてはマークすべきひとりだ。
文: 田村 一博
田村一博
前ラグビーマガジン編集長。鹿児島県立鹿児島中央高校→早稲田大学。早大GWラグビークラブでラグビーを始める。ポジションはHO。1989年、ベースボール・マガジン社に入社。ラグビーマガジン編集部に配属される。1993年から4年間の週刊ベースボール編集部勤務を経て、1997年からラグビーマガジン編集長に就く。2024年1月に退任し、現在は編集者、ライターとして活動。
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