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ラグビー コラム 2026年9月15日

【ハイライト動画あり】東洋大学、日本大学の猛追を振り切り白星発進。ラグビー関東大学リーグ戦

ラグビーレポート by 東洋大学スポーツ新聞編集部
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東洋大学、勝負の秋が始まった

『鉄紺』が執念でつかんだ初戦勝利だった。

9月13日、『熊谷スポーツ文化公園ラグビー場』で関東大学リーグ戦の開幕節、東洋大学vs.日本大学の試合が行われた。前半から東洋大が試合の主導権を握り、リードを保つ。後半は一転して2点差まで迫られる場面も見られたが、終盤で日大の猛追を振り切って最終スコアは43-29と初戦を白星で飾った。

ラグビー関東大学リーグ戦 2026

厚い雲に覆われた空の下、東洋大のキックオフで試合はスタート。初めにスコアボードを動かしたのは東洋大。SO(スタンドオフ)永吉天馬(1年)からのパスをFB(フルバック)池渕紅志郎(3年)が受けると相手ディフェンスのギャップをついて抜け出し、グラウンディング。その後のコンバージョンも自身の足で危なげなく沈め、上々の滑り出しを見せる。

14分、ここでまた試合が動く。日大が東洋大のディフェンスをかいくぐって抜け出し、前から永吉がカバーに入るも、相手WTB(ウィング)田中隼人(3年)にボールが渡ってトライを許した。その後のゴールはポールに嫌われ、スコアは7-5と東洋大はリードを守る。

17分、敵陣深くでのラインアウト。スローワーからのボールが後方に流れ、LO(ロック)シオネ・テネフフ(3年)がキャッチ。そのままトライライン前まで前進し、SH(スクラムハーフ)生田旭(3年)が、NO8(ナンバーエイト)ブルースネオル・ロケティ(1年)にボールを送って追加点を挙げた。

ここから東洋大の勢いは止まらない。27分、38分にも東洋大が連続トライを奪い、スコアは26-5と大きくリードする展開に。東洋大が主導権を握ったまま前半を終えようとしていた。

しかし41分、自陣深くで相手ボールラインアウトを献上すると素早くボールを外へ出される。相手LO黒田周平(4年)が東洋大のタックルを受けながらも前進し、インゴールを割られる。前半終了間際に反撃を許して試合を折り返した。

後半に入って日大はさらにギアを上げた。まず4分、日大ボールのラインアウトからモールになり、押し合いからトライラインに迫られる。そして、ボールを1度左に展開してから右に流し、東洋大がタックルに入るもFL(フランカー)マラカイ・ナワイカバカバ(4年)にトライを奪われる。

さらに12分にも再びトライを許し、スコアは26-24。広げたリードを大幅に縮められ、なかなかトライに繋がらない東洋大にとって苦しい時間が続いた。それでも東洋大は、流れを手繰り寄せようと攻め続ける。

ラグビー 関東大学リーグ戦2026

【ショートハイライト】日本大学 vs. 東洋大学(9月13日)

30分、井戸川ラトレル(2年)のビッグゲインからトライライン目前まで迫ると、生田のパスを最後にロケティが受け取って相手ディフェンスもろともトライゾーンにボールを沈めた。

その3分後、今度は自陣深くで相手にラインアウトを献上し、トライライン際で両軍が密集し、激しい押し合いとなった。東洋大も粘るも、日大のマラカイにトライを奪われる。その後のコンバージョンの失敗により追いつかれることは免れたが、スコアは31-29と拮抗した展開は続いた。

「最後は自分たちが苦しいことをどれだけ相手より先にできるか」。後半の苦しい時間帯、主将のCTB(センター)浅尾至音(4年)はチームにこう声をかけた。

4トライを挙げたロケティ

試合終了まで残りわずかとなった39分。ついに東洋大待望のトライが生まれた。敵陣深くで東洋大ボールのラインアウトからモールで押し、少しずつトライラインに迫る。そしてロケティが4つ目のトライをあげた。

続く47分、再び敵陣深くでのラインアウトの好機を得ると、スローワーから投じられたボールが日大によってトライゾーン側に弾かれる。それを見逃さなかった大槻神戸(2年)が冷静にボールを沈め、日大を突き放した。最後は池渕がコンバージョンを蹴ってノーサイド。最終スコアは43-29となったものの、スコア以上の接戦となった。

ラグビー 関東大学リーグ戦 2026

試合後、浅尾主将は「全体としての自分たちのミスが目立つ試合で、攻めきれない、守りきれないという部分がとても多くて、自分たちの規律の部分がとにかく緩いのが表れた課題のある試合だった」と振り返った。

次節は20日、専修大学と激突する。準備できる期間は約1週間。「もう少しエネルギッシュにパッションを持って次に準備していこう」と浅尾主将。鉄は打たれて強くなる。試合を重ねるごとに強さを増す鉄紺戦士の次なる一戦に注目だ。

文:土田夏帆/写真:市澤結衣(東洋大学スポーツ新聞編集部)

東洋大学スポーツ新聞編集部

2001年(平成13年)創刊。東洋大学における唯一の学生新聞部。
体育会所属の部活動を対象に、取材を行い、紙面・Webサイトを通じて情報を発信。一人ひとりの挑戦やチームの歩みに光を当て、大学スポーツの魅力を発信することを目指して活動している。

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