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ラグビー コラム 2026年9月23日

栃木ホンダヒートが新拠点を公開。レメキは「世界一のクラブハウス」と大絶賛

ラグビーレポート by 明石 尚之
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栃木ホンダヒートの新クラブハウス

レメキ ロマノ ラヴァが、「日本一じゃなくて世界一のクラブハウス」と絶賛した。三重県鈴鹿市から、栃木県宇都宮市に本拠地を移転した栃木ホンダヒートが9月21日、新たに整備されたクラブハウスを公開。同日に初めて全体練習を行った。

レメキは続ける。「フランスのトゥールーズ、トゥーロンなど、いろんな国のクラブハウスに行ったことがあるけど、ここが一番スゴい。とにかく全部スゴい。まず、こんな広いジムはどこにもない。グラウンドもいい。室内でも練習できる。お風呂も、ミーティングルームも、最高です。これだけ素晴らしいところで練習できるから、試合で結果を残さないといけないね」

広々としたウエート場

本田技研工業が所有していた約3万8000平方mの敷地に、国際試合の規格を満たすラグビー専用の天然芝グラウンド、屋内練習場、クラブハウスなどを整備した。2025年10月から建設を始め、今年8月末に竣工。9月には正式名称を 『ホンダヒート ゆいの杜ラグビーパーク』と発表していた。

リポビタンDチャレンジカップ2026

同拠点の最寄は、宇都宮駅からライトレール(LRT)で約35分の「ゆいの杜東」駅。そこから徒歩10分で着く。3駅前にはホストスタジアムの『ホンダヒート・グリーンスタジアム』がある好立地だ。

室内練習場も整備

新たなクラブハウスは鉄骨造2階建てで、延床面積は3159平方m。隣接する室内練習場は、延床面積1233平方mで最高地点の高さは11.75mと、こちらも立派。

グラウンドを挟んでクラブハウスの反対側には、トレーニングに利用できる坂道を設置した。また、グラウンド南側のHポール裏には、誰でも自由に出入りできる遊歩道を整備。280人分の観客席もタッチライン際に置き、中央にはLEDビジョンを配置した。練習試合や地域住民とのイベントでの活用を想定している。

クラブハウスの内外装などをコーディネートした百澤大さんは、「選手が快適に過ごせて、良いパフォーマンスができるように設計しました。緊張と弛緩を空間や色味、材質によって表現しています」と語る。

グラウンドを一望できる食堂

グラウンドを一望できる食堂は、「リラックスして食事を楽しめるように」アットホームな空間になるようデザインを施した。チームカラーである赤と黒の椅子を並べ、「チームの一員であることに誇りを持てるように、日々同じ屋根の下でご飯を食べながら団結できるように」との思いを込めた。

リラックスルームや仮眠室にもこだわり、仮眠室は畳を敷いた。練習の合間でしっかりとした休息を取ることができる。

練習の合間などにリラックスできる仮眠室

ロッカールームは一転して、「緊張感のある、集中力を高める場所になるように設計」した。フルカスタムのオーダーメイドで作られたロッカーや壁は黒で統一。ライトもあえて暗くした。

ウエートルームは鈴鹿の倍のサイズを誇り、より多くのメンバーでトレーニングに励める。メディシンボールなどを当てられるコンクリートの壁も設置され、メニューの幅も広がるだろう。

ジャパンラグビー リーグワン ライジング 2026

今季、横浜キヤノンイーグルスから移籍した小倉順平は、「普通であれば考えられないところまで、考えられて作られている。どこからそんな情報を持ってきたんだろうと思うくらい、考えられて造られている」と目を丸くする。

ヘッドコーチに昇格したマリウス・フーセン氏も、「諸外国のいろんな施設を見てきたが、このような施設は他にはない最高の設備」と高く評価。ただ、選手たちにはこう伝えた。「新しい施設に来たからといって試合に勝てるわけではない。変わらずハードワークを続けていかないといけない」

新ジャージーも公開。マスコットのヒートくんも新ビジュアルで登壇

10月3日にはプレシーズンマッチがいよいよ始まる。日本製鉄釜石シーウェイブスを迎えた「こけら落とし試合」をはじめ、リーグワン開幕前に計4試合を新拠点で行う予定だ。

文/写真:明石尚之

明石 尚之

1997年生まれ、神奈川県出身。筑波大学新聞で筑波大学ラグビー部の取材を担当。2020年4月にベースボール・マガジン社に入社し、ラグビーマガジン編集部に配属。リーグワン、関西大学リーグ、高校、世代別代表(高校、U20)、女子日本代表を中心に精力的に取材している。

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