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NTTジャパンラグビーリーグワン2025-26ディビジョン1(D1)は第15節に入る。先週はByeWeek(休み)でD1は試合がなかったが、4月17日(金)、18日(土)は第15節の全6試合が行われる。レギュラーシーズンは各チーム残り4試合。プレーオフ進出の上位6チーム、入替戦に回る11、12位の争いは最終局面だ。首位に立つのは埼玉ワイルドナイツ(埼玉WK)、13勝1敗で勝ち点は59。これを2位のコベルコ神戸スティーラーズ
(57点)、3位クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(55点)が僅差で追っている。
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ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第15節-2 静岡ブルーレヴズ vs. 埼玉ワイルドナイツ
配信日時 : 2026年4月18日(土)午後2:15 ~
埼玉WKは4月18日(土)、静岡県袋井市のエコパスタジアムに乗り込み、9位の静岡ブルーレヴズ(静岡BR)と戦う。静岡も6位の東芝ブレイブルーパス東京を5点差で追っており、プレーオフ進出に可能性を残している。両者は直近9試合では埼玉WKが7勝2敗と大きく勝ち越しているが、2025年3月のヤマハスタジアムでは17-22で敗れた。今季の対戦は、1月10日、熊谷ラグビー場で行なわれ、37-22で埼玉WKが勝っている。プレーヤー・オブ・ザ・マッチは、SH李錦寿だった。
埼玉WKは4月4日に第14節で横浜イーグルスに41-15で快勝した。報道陣からは高いスタンダードを保つ秘訣について質問が出た。今季から指揮を執る金沢篤ヘッドコーチはこう答えた。「もともと高い基準を持っているチームなので、その基準をさらに引き上げるコーチングを心掛けています。選手同士が競争の中で誰かを蹴落とすのではなく、互いに支え合い、高め合いながら成長していることも大きな要因だと思います」。一人一人が的確な状況判断をし、安定したスキルを発揮できるのは普段の練習からコミュニケーションの質が高いからだろう。今節の試合もそれは変わらない。
ホストゲームとなる静岡BRがそのバランスを崩すには、得意のスクラム、ディフェンスで圧力をかけ続けるしかない。昨季の勝利後、藤井雄一郎監督は「ブレイクダウンのところでコンテストし、アタックもディフェンスもペナルティを少なく戦うことができました。選手はよく頑張ってくれました」と語っていた。今回も激しく圧力をかけながら、いかに反則を少なくするかが勝利の鍵になりそうだ。
静岡BRは前節、相模原ダイナボアーズに45-41で競り勝った。この試合では家村健太の負傷離脱で第9節からSOを務める奥村翔がプレーヤー・オブ・ザ・マッチに輝いている。今節のメンバーは前節から先発15名では2名のみの変更がある。HOは先発だった作田駿介がリザーブに下がり、ベテランの日野剛志が先発。WTB(14番)は矢富洋則に代わって、山口楓斗が入った。キャプテンはNO8クワッガ・スミス。ワークレートの高いLOマリー・ダグラスらとFWを引っ張る。
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ジャパンラグビー リーグワン2025-26 D1 第15節-2 静岡ブルーレヴズ vs. 埼玉ワイルドナイツ
放送日時:2026年4月18日(土)午後 2:15 ~ J SPORTS 4
対する埼玉WKは、先発15名では2名のみの変更。PR(1番)はクレイグ ミラーから稲垣啓太に、PR(3番)は古畑翔からヴァル アサエリ愛に変わった。キャプテンの坂手淳史ほか、両LOのリアム ミッチェル、エセイ ハアンガナ、FLラクラン ボーシェー、SH小山大輝、SO山沢拓也、CTBダミアン デアレンデ、ディラン ライリーら主力メンバーが並ぶ。最後尾には安定感抜群のFB野口竜司が控える。
リーグワンの統計数値を担当するOPTAのスタッツによれば、埼玉WKの今季のプレー中のキック数は平均30.9、キックで進んだ距離は915m。D1のトップだ。一方で、静岡BRの数値はD1ワースト(キックインプレー=15、キッキングメーター=476m)でキック戦略については差がある。ディフェンス面で興味深い数字がある。埼玉WKは自陣22mライン内で進入されたとき、1回あたりの平均失点数はD1最少の2.23。つまり攻め込まれたときのディフェンスが固い。対する静岡BRは、同失点数がD1ワーストの3.22で、これが順位の上がらない要因にもなっている。
静岡BRにとっては、攻め込まれたときに守り切れるかどうかも勝利につながる重要な要素だ。プレーオフに可能性を残す静岡BRにとっては、上位に勝つことはその可能性を高めることにつながる。埼玉WKもプレーオフを有利に戦うために首位の座を守りたい。攻守に激しく体をぶつけ合う熱い試合になりそうだ。
文:村上 晃一
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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