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ラグビー コラム 2026年6月10日

【ハイライト動画あり】明治大学、最後まで追い上げるも惜しくも早稲田大学に敗戦。ラグビー関東大学春季交流大会

ラグビーレポート by 明大スポーツ新聞部
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先制点を挙げた右WTB白井

6月7日(日)、福岡県北九州市『ミクニワールドスタジアム北九州』で、明治大学は早稲田大学と対戦。春の『早明戦』が行われた。

早明戦らしい競った試合となり、前半は5-14の早大リードで折り返すも、後半は明大が勢いに乗り猛追。しかし、惜しくも届かず24-28で黒星を喫した。

ラグビー 関東大学春季交流大会2026

3分、早大SO(スタンドオフ)服部亮太のキックを、FB(フルバック)古賀龍人(政経1=桐蔭学園)が拾ったものの、服部の好キックで自陣22m付近でタッチとなった。いきなりピンチを迎えるが、相手ラインアウトのこぼれ球を、SH(スクラムハーフ)岡元聡志(商1=京都成章)が拾って独走。なんとかハーフウェーラインまで挽回し、ピンチを脱出する。

13分、相手の反則で敵陣22mライン付近で得点のチャンスを得るが、ダミーモーションという珍しいミスで相手フリーキックとなり、好機を生かせない。しかし、早大のペナルティが重なり、敵陣22mラインでのフェーズを重ねる。なんとかトライを取りたい明大だったが、15フェーズの末、ノックフォワードでまたもやチャンスを逃す。

24分、SO服部が抜け、早大にゴール直前まで攻めこまれるが、左PR(プロップ)田代大介(営4=大分舞鶴)が追いつき、相手PR杉本安伊朗のパスを、右WTB(ウイング)白井瑛人がインターセプト。

すぐさまオフロードで、左WTB阿部煌生(政経3=流経大柏)にパスが渡り、自陣から敵陣まで独走。再び白井が反応し、キックを選択した。そのまま自らグラウンディングを成功させ、見事先制点を決めた。

「1回ラインブレークされてからのシチュエーションだったので、しっかり戻り切れてトライにつなげられたのが大きいプレーだったと思う」(白井)。

36分、明大は敵陣でチャンスを得るも、ペナルティを与え相手ボールに。そのままトライを許し逆転されてしまう。さらに、その後のリスタートで再び独走トライを許す。その際、FB古賀が危険なタックルでイエローカード。5-14でハーフタイムを迎えた。

関東大学春季交流大会2026

【ハイライト動画】Aグループ 早稲田大学 vs. 明治大学(6月7日)

迎えた後半、10分に早大にトライを許し、5-21となる。18分、相手のノックフォワードからタッチとなり、マイボールスクラムで再開すると、大外へのパスが白井に通る。その後、岡元がラックから自ら拾いゴールまで持っていった。

「全員がオプションになっていたからこそ、自分の前がたまたま空いて、そこをしっかりアグレッシブに攻めれて良かった」(岡元)。高校時代SOだった岡元が、SHとして活躍を見せた。

躍動したルーキーSH岡元

27分、相手のノックフォワードから岡元がキックで陣地の挽回を試みる。ボールは敵陣22m付近まで行ったところで、相手がボールをセーブしたものの、途中出場の手崎颯志(文1=大阪桐蔭)がタックル。すぐさま白井がジャッカルを成功させ、マイボールにした。

スクラムを選択し、再びペナルティを取ると、NO8(ナンバーエイト)藤井達哉(政経4=東福岡)がクイックスタートし、グラウンディングを決めた。「先週ぐらいからそのスクラムからのエイタンは結構自信を持っているので、すぐに前出るだけだと思って、トライまでいけて良かった」(藤井)。17-21とし、4点のビハインドまで追い上げる。

しかし、リスタート後、すぐにトライを許し、17-28となり、逆転には2トライ1ゴールが必要な展開となった。時間がない明大は36分、相手の反則で敵陣22mへ攻め込む。マイボールラインアウトで再開すると、激しい攻防を続ける。相手のペナルティが続き、ゴール正面からタップで再開、そのまま途中出場の中川功己(営4=流経大柏)がインゴールに飛び込んだ。

再び4点差となり、40分を過ぎロスタイムは残り3分。途中出場の永沢拓夢(営2=国学院栃木)が相手のこぼれ球を蹴り込んで敵陣まで入る。そのままボールをピックするがノックフォワードとなり、相手ボールスクラムで再開。しかしマイボールとし土壇場でフェーズを重ねる。緊迫した展開が続いたが、惜しくもトライとはならず、そのまま24-28でノーサイドとなった。

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『早明戦』らしい拮抗したゲームとなった。「僕たちがやりたかったプレーを早稲田さんに全部やられてしまったという印象。取り切るところで取り切る、しっかり我慢強くディフェンスするという僕たちがやりたかったことを早稲田さんはしっかり体現してきたので、そこの勝負に負けてしまった」(左FL(フランカー)大川虎拓郎主将(法4=東福岡)。

要所でのミスが響き、敗北となってしまったが、「春なのでもちろん勝ちにこだわるのもそうだが、アタックをチャレンジしていこうという話をして、それに対して皆がいいチャレンジができたと思う」(伊藤龍之介・商4=国学院栃木)と、さまざまな戦術も見られた。

次節の関西学院大学戦は、招待試合。昨季全国大学選手権の準々決勝のカードとなる。今試合の負けを生かせるか。

文:木曽琴乃/写真:佐藤比呂、虻川隼人(明大スポーツ新聞部)

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明大スポーツ新聞部

1953年(昭和28年)創部。現在明治大学において唯一の学生新聞部。明治大学体育会43部の競技成績や、学内外の話題を幅広く紙面・WEBサイト上にて掲載、発信。 現在の部員数は56名。

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