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ラグビー コラム 2026年7月27日

【ハイライト動画あり】桐蔭学園が2年ぶり3回目のセブンズ王者!決勝初進出の早稲田実業も健闘。全国高校7人制ラグビー大会

ラグビーレポート by J SPORTS 編集部
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3度目の優勝を飾った桐蔭学園

夏の風物詩である全国高校7人制ラグビー大会。7月22日から24日までの3日間、今年も長野県上田市の菅平高原で開催された。

初日のプール戦から熱戦が繰り広げられ、特にJプールは3校が1勝1敗と星を取り合うなど白熱した展開となった。得失点差で仙台育英(宮城)が1位、中部大春日丘(愛知)が2位、石見智翠館(島根)が3位となった。

熊本西(熊本)は立命館慶祥(北海道)と、全国大会初出場の松本国際(長野)を連破。熊本県勢初となる、プール戦1位で行われる『カップトーナメント』進出を果たした。

また、静岡聖光学院(静岡)は優勝経験のある流経大柏(千葉)と、高川学園(山口)を破り、小野澤謙真(慶應義塾大学3年)が率いた2023年以来、2回目のカップトーナメント進出を決めた。

第13回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会2026

大会2日目には日向(宮崎)が新たな歴史を作る。初出場にしてカップトーナメントに進むと、初戦で城東に22-19で勝利し、宮崎県勢初の8強入りを成し遂げた。

3日目の準決勝は、高い緊張感の中で強度がさらに一段上がった。茗溪学園(茨城)はプール戦で大分東明(大分)、早稲田実業(東京)は京都工学院(京都)と、強豪校とのバトルを制して準決勝まで勝ち上がる。ともに過去最高成績がベスト4だった両校の好勝負は、17-12で早稲田実業が制した。

もう一方の準決勝は、桐蔭学園(神奈川)と、初の4強入りの大阪桐蔭(大阪)による『桐蔭対決』。21-19とゴール差で桐蔭学園がものにした。

熱戦が繰り広げられた菅平

決勝も試合終了まで勝敗の分からない激闘だった。最終スコアは21-14。桐蔭学園が2季ぶりにセブンズ王者に返り咲き、3度目の優勝は東福岡と並ぶ最多記録となった。

第13回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会2026

試合は桐蔭優勢で進んだ。開始3分にはターンオーバーからの切り返しで、金野悠生が先制トライを挙げた。激しく攻守が入れ替わった7分には早稲田実業が反撃。竹内柚葵がラインブレイクでイーブンに戻した。しかし、以降は桐蔭学園が積極的にフレッシュレッグを投入し、再びリードを奪った。前半終了間際には、交替したばかりの大野稀蒼が個人技で魅せる。

後半1分にも途中出場組の2人で追加点を挙げた。まずはMVPに選ばれた曽我大和が自陣からロングゲイン、そしてパスを受けたルーキーの荒川瑠維が相手を弾き、そのまま走り切った。5分にはパスを繋がれ、宇都宮海馬のトライと野口太朗のゴールを許すも、21-14で振り切った。

セブンズで主将を務めた瀬戸功大は、「常にコミュニケーションを取り続けることを意識してきた。そのコネクトが勝因」と語り、「この勢いをチームに持って帰って、15人制も頑張っていきたい」と今後の抱負を述べた。

第13回全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会2026

【ハイライト動画】カップトーナメント 決勝 桐蔭学園(神奈川) vs. 早稲田実業(東京)(7月24日)

プール戦2位校で行われた『プレートトーナメント』は、茗溪学園にプール戦で敗れた大分東明が実力を示した。準決勝では京都工学院を26-17で破り、決勝は尾道に38-0と完勝した。

MVPに選出された吉田夏樹主将は、茗溪学園戦を「3年生のミスが多くて負けてしまった」と語り、「その3年生がどう修正するかが、花園に向けても大事だった」と、すばやく気持ちを切り替えたことを明かした。

プール戦3位が戦う『ボウルトーナメント』は、光泉カトリック(滋賀)が制した。河合隆眞主将は「勝ち切れたはずの試合で流れをプレゼントしてしまった。常にチャレンジャーのマインドを持とうと話した」という。松山聖陵(愛媛)との決勝は24-19で逃げ切り、「自分のミスは多かったけど、仲間が最後まで助けてくれた」と感謝した。なお、MVPには畑歩汰が選ばれた。

文/写真:明石尚之

【大会結果】

◆Aプール
1位 佐賀工業(2勝0敗)
2位 聖光学院(1勝1敗)
3位 米子工業(0勝2敗)

◆Bプール
1位 昌平(2勝0敗)
2位 近大和歌山(1勝1敗)
3位 倉敷(0勝2敗)

◆Cプール
1位 天理(2勝0敗)
2位 読谷(1勝1敗)
3位 桐生第一(0勝2敗)

◆Dプール
1位 桐蔭学園(2勝0敗)
2位 朝明(1勝1敗)
3位 坂出第一(0勝2敗)

◆Eプール
1位 大阪桐蔭(2勝0敗)
2位 尾道(1勝1敗)
3位 黒沢尻北(0勝2敗)

◆Fプール
1位 山梨学院(2勝0敗)
2位 土佐塾(1勝1敗)
3位 光泉カトリック(0勝2敗)

◆Gプール
1位 城東(2勝0敗)
2位 開志国際(1勝1敗)
3位 秋田工業(0勝2敗)

◆Hプール
1位 日向(2勝0敗)
2位 日本航空石川(1勝1敗)
3位 佐野日大(0勝2敗)

◆Iプール
1位 早稲田実業(2勝0敗)
2位 京都工学院(1勝1敗)
3位 松山聖陵(0勝2敗)

◆Jプール
1位 仙台育英(1勝1敗)
2位 中部大春日丘(1勝1敗)
3位 石見智翠館(1勝1敗)

◆Kプール
1位 報徳学園(2勝0敗)
2位 青森山田(1勝1敗)
3位 鹿児島実業(0勝2敗)

◆Lプール
1位 國學院栃木(2勝0敗)
2位 長崎北陽台(1勝1敗)
3位 若狭東(0勝2敗)

◆Mプール
1位 東福岡(2勝0敗)
2位 関商工(1勝1敗)
3位 山形中央(0勝2敗)

◆Nプール
1位 静岡聖光学院(2勝0敗)
2位 高川学園(1勝1敗)
3位 流経大柏(0勝2敗)

◆Oプール
1位 熊本西(2勝0敗)
2位 立命館慶祥(1勝1敗)
3位 松本国際(0勝2敗)

◆Pプール
1位 茗溪学園(2勝0敗)
2位 大分東明(1勝1敗)
3位 富山第一(0勝2敗)

※Jプールは得失点差等で順位が決定

◆カップトーナメント1回戦
佐賀工業 28-5 昌平
桐蔭学園 40-10 天理
大阪桐蔭 43-0 山梨学院
日向 22-19 城東
早稲田実業 42-12 仙台育英
國學院栃木 19-14 報徳学園
東福岡 36-14 静岡聖光学院
茗溪学園 12-7 熊本西

◆準々決勝
桐蔭学園 28-22 佐賀工業
大阪桐蔭 21-12 日向
早稲田実業 17-7 國學院栃木
茗溪学園 36-14 東福岡

◆準決勝
桐蔭学園 21-19 大阪桐蔭
早稲田実業 17-12 茗溪学園

◆決勝
桐蔭学園 21-14 早稲田実業

J SPORTS編集部

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