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9月27日(日)の「ムロオ関西大学ラグビーAリーグ」第2節。天理・親里で、白星スタートの天理大と1敗の立命大がぶつかる。
今季初勝利を期する立命大は、2週間前の開幕戦で京都産業大学と対戦した。最終スコアは24-45だったが、後半だけのスコアを見れば24-19で上回っていた。
J SPORTS オンデマンド番組情報
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天理大学 vs. 立命館大学 ラグビー 関西大学リーグ2026【限定】
配信日時 : 2026年9月27日(日)午後2:50 ~
悔やまれるのが前半だ。
京産大の武器であるスクラムから劣勢に。前半のラインアウトも速報値で10本中3本成功。低調なセットプレーから前半を0-26で終えた。
「前半はフォワードがパニックになっていました。(ハーフタイムは)自分たちがやってきたことと『行くしかない』という気持ちの整理をしっかり行いました」(立命大・中林正一監督)
すると後半の立命大は勢いに乗った。
そして後半開始2分。敵陣22mの連続攻撃でWTB三浦遼太郎がフィニッシュ。さらに同8分にもWTB三浦のゲインからSO青田宗久の正確なクロスキックが通って連続トライ。
敵陣でボールを持てば取れる――そんなムードを生み出す連続トライで、大学ベスト4常連の京産大に迫った。結果的に負けはしたが、ポジティブな面もあった。
「自分たちがどう挑んでいくかがポイントだったのですが。特に前半のラインアウト(セットプレー)が全然獲れなくて、アタックの機会がありませんでした。京産大の強みを引き出すような形になってしまったというところが敗因です」
「後半は切り替えて、自分たちの良いプレーからトライを獲ることができ、勝負ができたと思います」(立命大・中林正一監督)
その立命大は今週末、開幕節の先発から約半数を替えてきた。後半のスクラムで奮闘したPR鍋島やPR鎌田風雅をリザーブから上げ、フッカーには3年生の西野陽。バックスではSO宮﨑奏斗など合計7名がスターターを託された。
一方、開幕戦で勝利を収めたのが天理大だ。
初戦の相手は摂南大学。まず前評判の高かったゴールデンルーキー、ケニア出身のLOアンディー・オモロウがキックオフ直後のボール奪取からノーホイッスルトライ。
さらに前半5分にもLOオモロウが2本目を奪うなどして、前半を24-0で折り返した。
開幕戦の京産大が後半に逆襲を受けた一方で、天理大は後半も精度の高い攻守を見せた。後半も摂南大に隙を与えず、前半ミスのあったラインアウトは後半修正。48-0の完封勝利で締めてみせた。
天理大の小松節夫監督は試合後、「ミスが多くて自分たちのアタックができませんでした」と攻撃面の課題感を示した一方で、ディフェンスは収穫だったと話した。
「しっかりディフェンスでプレッシャーをかけて0点に抑えたことが今日の収穫です。これからアタックの精度を上げていって、次の試合に向けて準備していきたいと思います」
昨季の大黒柱は、わずか1年で日本代表に上り詰めたFB/SO上ノ坊駿介(コベルコ神戸スティーラーズ)。絶対的な主将が抜けたバックスの決定力・精度は天理大の伸び代だ。アタックのミス回数は注視しつつ、接点にこだわりを持つ天理大らしい連続攻撃に期待したい。
立命大としては、京産大戦で課題となったスクラム、ラインアウトを修正したい。そして前半の入りだ。序盤は自陣脱出などで手堅いプレーを選択し、ゲームの土台を築き、敵陣でプレーする機会を増やしたい。アタックの決定力は京産大戦の後半に証明した。立命大のアタックが天理大に通用するかは見所だ。注目のキックオフは日曜日の15時だ。
文: 多羅 正崇
多羅 正崇
1980年2月1日生まれ、神奈川県出身。法政大学第二高校、法政大学でラグビー部に所属し、大学1年時にスタンドオフとしてU19日本代表候補に選出。法政大学大学院日本文学専攻修了。スポーツジャーナリストとして『ラグビーマガジン』『Number』『J SPORTS』などに寄稿する傍ら、ユーモアコラムの執筆も行なっている。スポーツにおけるハラスメント防止を目的とした一般社団法人「スポーツハラスメントZERO協会」理事。共著に『子どもがラグビーを始めたら読む本』(ベースボール・マガジン社)がある
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