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エディー・ジョーンズHC (C)JRFU
日本ラグビー協会は6月10日、都内で記者会見を開き、2026年シーズン最初の男子日本代表メンバーを発表した。
永友洋司チームディレクターとともに登壇したエディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)は冒頭、不適切発言で日本協会から処分を受けた件を謝罪。
「ラグビーに対して敬意を欠く行動を取ってしまいました。不公平な扱いを受けていると感じたため、(U23日本代表の試合中に)レフリーに対してコメントをしました。しかし、間違った判断でした」とコメントした。
エディーHCへの処分は、減俸と聞き取りを行った日(4月24日)から、6週間の代表指導の自粛。そして、4試合の出場停止だ。今季のテストマッチ初戦にあたる7月4日のイタリア戦こそ指揮は執れないが、6月6日には自粛期間が明けたため、宮崎合宿には初日からフルで参加する。
報道陣から20分にわたる質疑を受け、「自分の中ではこの件は終わっている。自分の気持ちはイタリア戦に向いています」と繰り返した。
ラグビー日本代表
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エディー・ジョーンズ×フィル・グリーニング スペシャル対談 リポビタンDチャレンジカップ2026 直前番組
6月27日(土)午後6:15 ~ J SPORTS 2で放送&オンデマンドでLIVE配信
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JAPAN XV vs. マオリ・オールブラックス ラグビー日本代表強化試合 リポビタンDチャレンジカップ2026
6月27日(土)午後6:35 ~ J SPORTS 2で放送&オンデマンドでLIVE配信
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ラグビー ネーションズチャンピオンシップ2026 日本 vs. イタリア
7月4日(土)午後5:00 ~ J SPORTS 2で放送&オンデマンドでLIVE配信
今回の発表では代表メンバー35名(FW:19、BK:16)に加え、それに準ずるトレーニングスコッド21名のリストも明かされ(12日にWTB/ウィングジョネ・ナイカブラの不参加と、FL/フランカー箸本龍雅、FB/フルバック武藤 航生の追加招集を発表)、計56名が宮崎でキャンプを行う。
選手たちは6月13日から参加するメンバーと、19日からの合流組に分かれ、後者は主にプレーオフの上位4チームに所属するメンバーからなる。ハリケーンズのLO(ロック)ワーナー・ディアンズは6月27日、トゥールーズのSH(スクラムハーフ)齋藤直人は自チームのプレーオフが終了次第、すぐの合流予定だ(決勝は6月27日)。
『JAPAN XV』として臨む6月27日のマオリ・オールブラックス戦は、13日から合宿に参加するメンバーを中心に編成される予定で、エディーHCは、「(パシフィックネーションズカップの)フィジー戦に向けても、身体能力が高い相手にどれだけ戦えるかを見たい。若手選手が強豪にプレーする絶好の機会でもある」と展望した。
また、コンディションやケガの都合で参加できなかったメンバーも公開された。その14名は、PR(プロップ)稲垣啓太、小林賢太、LOルアン・ボタ、FL中森真翔、タイラー・ポール、森山海宇オスティン、ファカタヴァ アマト、マキシ ファウルア、SH藤原忍、SO(スタンドオフ)李承信、奥村翔、CTB(センター)チャーリー・ローレンス、長田智希、FB矢崎由高。
李や小林、マキシ、ローレンス、矢崎と昨季の主力も多く含まれているのは大きな痛手だ。「2027年ワールドカップに向けて、3年目が終わるまでにスコッドの80%を固めたい」という指揮官の計画通りに進まない可能性もあるだろう。
李は手術による長期離脱が決まっているが、矢崎をはじめ多くのメンバーは「4~6週での復帰を想定している」という。そのため、8月のオーストラリア代表戦2試合を前にスコッドを見直す予定だと明かした。
今回のスコッドについても、リーグワンの決勝、3位決定戦に出場した選手たちのメディカルチェックを終えていないため、早期のメンバー変更がある可能性も永友チームディレクターは示唆する。
ケガによる主軸の離脱の影響も受け、ワールドカップ1年前にもかかわらず、今季も多くの若手が抜擢された。ノンキャッパーは大学生3人を含む10人を数え、キャップ1桁台の選手が13人もいる。
それでも、エディーHC肝いりの若手育成プログラム『JAPAN TALENT SQUADプログラム』(JTS)」の成果を強調した。「JTSがあったおかげで、われわれの目に止まった選手たちだ。選手層も厚くできたし、日本が目指しているアタックの構築にも役立っている」。
コベルコ神戸スティーラーズで、今季の新人賞を受賞したFB上ノ坊駿介をはじめ、現役大学生のPR大塚壮二郎(関西学院大学4年)、SH渡邊晴斗(近畿大学4年)、SO伊藤龍之介(明治大学4年)の4人はいずれもJTS出身。
それぞれを指揮官はこう評する。「上ノ坊はここまで10番、15番で活躍してわれわれを驚かせてくれた。神戸でもすぐにフィットして、アタックで積極的に動けるし、果敢にハイボールにもチャレンジできる。ディフェンスでも体を張れる質の高い選手」。
「大塚はスクラムが非常に強く、ボールキャリーも強烈。伊藤は世界でも有数の10番になり得る存在。視野の広さと素晴らしいスキル、ランを持っている。渡邊は日本人の9番らしい素早さがあり、スペースを見つける力もある」。
ノンキャッパーで特に早期にチャンスが巡ってきそうなのが、昨季の序列と大きく入れ替わったSHだ。齋藤直人以外の3人、上村樹輝、北條拓郎、渡邊はいずれも代表初選出。
エディーHCは「現状のSHのトップ4」と紹介し、神戸の日本一に貢献した上村については「(神戸で)日和佐(篤)のスポットを勝ち取った選手。それは相当良い選手でないとできない。ショートサイドを見極めてアタックする力があり、ディフェンスでもタフ」と評価を語った。
そのSHとゲームをコントロールするSOにかかる重圧も大きいだろう。昨季は全試合で10番を背負った李が不在。選出されたのはトヨタヴェルブリッツの小村真也と、明治大学4年の伊藤龍之介だった。
リーグワンのベストフィフティーンに選ばれた山沢拓也や、リコーブラックラムズ東京の躍進を支えた中楠一期らは選外となる中、ジャパンが期待する10番について、エディーHCはこう説明する。
「15年前のラグビーはストラクチャーベース、決められた形でここにいって次はここいっての連続だった。でも、今はスピード重視になっていると感じる。10番がラインにしっかり仕掛ける必要があり、仕掛けながらも常に近場やワイドスペースなどのオプションを選択できるような10番を求めている」。
「超速ラグビーとはテンポを自らコントロールするということ。スピードを上げるときは上げる、落とさないといけないときは落とす。そうしたテンポや速度の理解し、ゲームの流れを見極める能力のある選手を求めている」。
そこで懸念点となるのは、アタックコーチが未だ決まっていないことだ。一部報道では実名が出るも、エディーHCは「記事を信じるな」。永友チームディレクターは「まだ選考中の段階。リーグが続いて、しっかりコミットできなかったので、今度会って話をする」という。
新設大会「ネーションズチャンピオンシップ」がいよいよ始まる。日本代表は夏にイタリア、アイルランド、フランスと対戦する。
初戦のイタリア戦に向けて、エディーHCはこう展望した。「昨今は、スクラムやラインアウトといったセットプレーは重要なコンテストではなくなっている。いまは、空中戦とブレイクダウンが勝敗を決めるコンテストだと感じているので、この二つを強化していく」。
「特にイタリアはブレイクダウンに強いチーム。バックローはボールに絡める選手が多く、CTBもジャッカルができる。勝つためには敵陣に入ってボールをキープしながら、常に前進してプレッシャーをかけ続けることが大事」。
さらに、エディーHCは「世界中の誰しもが、日本のラグビーを見てみたいと思ってもらえるようなプレーをしたい」と意気込む。欧州の強豪国を相手にどんな姿を見せるのか、注目したい。
【日本代表宮崎合宿参加メンバー】
☆:6月13日から宮崎合宿に参加。それ以外は19日に合流
( )の数字はキャップ数
◆PR1
大塚壮二郎 (関西学院大4年/0)☆
岡部崇人(横浜キヤノンイーグルス/8)☆
紙森陽太(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/2)
◆HO
江良 颯(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/6)
佐藤健次(埼玉パナソニックワイルドナイツ/9)
原田 衛(モアナ・パシフィカ→東芝ブレイブルーパス東京/12)☆
◆PR3
イジー・ソード(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/0)☆
竹内柊平(東京サントリーサンゴリアス/24)
為房慶次朗(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/20)
◆LO
ジャック・コーネルセン(埼玉パナソニックワイルドナイツ/29)
マイケル・ストーバーグ(東芝ブレイブルーパス東京/0)☆
ワーナー・ディアンズ(ハリケーンズ→東芝ブレイブルーパス東京/32)
ハリー・ホッキングス(東京サントリーサンゴリアス/2)
◆FL/NO8
ベン・ガンター(埼玉パナソニックワイルドナイツ/17)
ティエナン・コストリー(コベルコ神戸スティーラーズ/11)
下川甲嗣(東京サントリーサンゴリアス/23)
ワイサケ・ララトゥブア(コベルコ神戸スティーラーズ→退団/5)
エセイ・ハアンガナ(埼玉パナソニックワイルドナイツ→退団/0)
リーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス東京/92)
◆SH
上村 樹輝(コベルコ神戸スティーラーズ/0)
齋藤直人(トゥールーズ→退団/28)
北條拓郎(三重ホンダヒート/0)☆
渡邊晴斗(近畿大学4年/0)☆
◆SO
伊藤龍之介(明治大学4年/0)☆
小村真也(トヨタヴェルブリッツ/3)☆
◆CTB
サミソニ・トゥア(浦安D-Rocks/3)☆
中野将伍(東京サントリーサンゴリアス/11)
廣瀬雄也(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/5)
ディラン・ライリー(埼玉パナソニックワイルドナイツ/38)
◆WTB
石田吉平(横浜キヤノンイーグルス/9)
植田和磨(コベルコ神戸スティーラーズ/2)
木田晴斗(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/2)
>イノケ・ブルア(コベルコ神戸スティーラーズ/0)
◆FB
上ノ坊駿介(コベルコ神戸スティーラーズ/0)
松永拓朗(東芝ブレイブルーパス東京/5)☆
【トレーニングスコッド】
◆PR1
平野叶翔(三重ホンダヒート)
◆HO
荒川 駿 (同志社大学4年)
◆PR3
平生翔大 (東京サントリーサンゴリアス)
稲場 巧(静岡ブルーレヴズ)
タウファ・ラトゥ(トヨタヴェルブリッツ)
◆LO
小池隆成(トヨタヴェルブリッツ)
山本嶺二郎 (リコーブラックラムズ東京)
◆FL
木戸大士郎(東芝ブレイブルーパス東京)
武内 慎 (浦安D-Rocks)
アイザイア・マプスア(トヨタヴェルブリッツ)
◆NO8
中谷陸人 (同志社大学)
アセリ・マシヴォウ(三重ホンダヒート)
◆SO
北原璃久(三重ホンダヒート)
◆CTB
佐藤楓斗 (帝京大学3年)
ロブ・トンプソン(東芝ブレイブルーパス東京)
李 智寿 (朝鮮大学校4年)
◆WTB
海老澤 琥珀 (明治大学4年)
メイン平 (リコーブラックラムズ東京
ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)※不参加
安田昂平 (東京サントリーサンゴリアス)
◆FB
サム・グリーン(静岡ブルーレヴズ→退団)
J SPORTS 編集部
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