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ラグビー コラム 2026年5月28日

日本選抜は中谷陸人(同大)が2試合連続キャプテン。ベテランWTB山下楽平も先発し、ホンコン・チャイナ選抜・第2戦に臨む。

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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日本代表の予備軍であるJAPAN XV(ジャパン・フィフティーン)の合宿が、5月18日~27日まで大分県別府市で行われた。ハードなトレーニングで鍛えあげたが、その成果を試す場として、今回は、ホンコン・チャイナ選抜(HKC選抜)との2試合が組まれた。

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5月22日(金)、大分スポーツ公園クラサスサッカー・ラグビー場で行われた第1戦は、大学生を先発に7名含むメンバーで、HKC選抜を圧倒。目指す「超速ラグビー」を80分間貫徹して、12トライを奪った。同志社大のNO8中谷陸人キャプテンを筆頭にFWが激しむ前に出て、SH渡邊晴斗(近畿大)、SO伊藤龍之介(明治大)を軸に速いテンポで攻め続けた。なにより、80分間その姿勢を貫いたことは評価できる。

第2戦は、 5月29日(金)、10:30より、JAPAN BASE(福岡県福岡市)で行われる。この試合の様子は、J SPORTSオンデマンドでLIVE配信され、30日(土)22:00-24:30にはJ SPORTS 2で放送される。28日(木)に発表されたメンバーを見ると、FWの先発8名は第1戦と変わらず。キャプテンはNO8中谷陸人が務め、バイスキャプテンとして、横浜キヤノンイーグルスのFL古川聖人、SO伊藤龍之介がサポートする。

FW第一列は、豊富な運動量を披露したPR大塚壮二郎(関西学大)、トライを挙げたHO荒川駿(同志社大)、スクラムの要のPR稲葉巧(静岡ブルーレヴズ)。第二列は、ハードタックラーの小池隆成アイザイア・マプスアトヨタヴェルブリッツLOコンビ。第三列は、突破役のFLアセリ・マシヴォウ三重ホンダヒート)、古川、中谷と並ぶ。

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BKは、SH渡邊、SO伊藤のハーフ団に変更がないが、11番のWTBは海老澤琥珀(明治大)に代わって横浜キヤノンイーグルスのスピードスターWTB武藤航生が入った。CTBは第1戦では途中出場でトライをあげた佐藤楓斗(帝京大)と、第1戦に引き続き先発する岡崎颯馬(静岡ブルーレヴズ)と、力強く前に出る2人。もう一人のWTB(14番)は34歳のベテラン山下楽平が入り、FBは竹之下仁吾(明治大)が先発する。リザーブには、今季のリーグワンで成長著しい姿を見せてくれた小村真也が名を連ねた。

第1戦終了後、中谷キャプテンは「僕たちが目指している超速ラグビーについては、80分を通して良いところがたくさん出ました。ブレイクダウンなど課題も見つかったので、次の試合(5月29日)までに全員で修正していきたいです」と話した。第1戦を見る限り、HKC選抜に対する日本選抜はセットプレー、展開力ともに優位に立っていた。スピーディーな展開を嫌うHKC選抜は、ボール争奪戦に徹底してプレッシャーをかけてくるだろう。そのプレッシャーの中でいかにクリーンなボールを出して、テンポアップした攻撃が出来るかどうか。第1戦で課題となった攻撃の精度を高め、ノーサイドの笛が鳴るまで「超速ラグビー」で走り続ける勝利をファンに届けてほしい。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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