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モーター スポーツ コラム 2023年5月30日

SUPER GT第3戦プレビュー| 鈴鹿のSUPER GTは常にドラマチック。予想を覆す展開になる!?

SUPER GT by 秦 直之
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今回は66kg積んでの戦いとなるから、連勝は難しいだろうが、このチームは重くなっても、しっかりポイントを積み重ねる上手さを持っている。昨年の第3戦も同様に66kg積んで3位となっており、再現なれば連覇はかなり濃厚となる。

ちなみに、GT300クラスは5月8~9日、つまり第2戦の直後に鈴鹿でテストが行われている。これは第3戦から使われるはずだった、カーボンニュートラル燃料の事前テストの意味合いも兼ねられていたが、もちろんガソリン燃料の使用も可能。どちらを使用したか明らかにされず、2日間で別々の燃料を試していたチームもあった模様。

ただし、話は前後してしまうが、再びカーボンニュートラル燃料の採用は見送られることとなった。「そのまま使える」というのが謳い文句ではあったが、燃調などに多少なりとも調整が必要で、メーカーによって実施されたGT500クラスはともかく、プライベーターが大半を占めるGT300クラスでは、まだイコールにはならないとの判断によるようだ。

ともあれ、テストの結果は予想の材料にはなりそう。まず最速タイムを記していたのは、SUBARU BRZ R&D SPORTの井口卓人/山内英輝組。昨年は鈴鹿で思うような結果を残せなかったが、本来はコーナリングを得意とする車両だけに、一発だけのタイムではないはずだ。しかも、今年はここまでの2戦、苦戦を強いられており、未だサクセスウェイトは積まずに済んでいる強みもある。ここで勝たねば、王座奪還は困難になってしまうかも。

ちなみに2番時計を記したのは、DOBOT Audi R8 LMSの片山義章/ロベルト・メリ・ムンタン/神晴也組。F1の経験を持つメリが、片山の刺激材料となって、相乗効果でチーム全体の底上げが図られているのは間違いない。ルーキーではあるが、神もスーパー耐久でGT4のアウディで結果を残しており、いま勢いに乗る存在でもある。このチームをダークホースとして挙げたい。

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