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モーター スポーツ コラム 2022年10月26日

連覇か?逆転か?最終戦まで目が離せない2022王座争い

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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鈴鹿サーキットで王者野尻はどのような走りを見せることができるのか

先日、鈴鹿サーキットで行われたF1日本GPでマックス・フェルスタッペンの2年連続ワールドチャンピオンが決定したが、いよいよ国内モータースポーツも“年間王者決定の季節”を迎えた。その中でも国内のトップカテゴリーで、最初に王座決戦が繰り広げられるのが、今週末に鈴鹿サーキットで開催される全日本スーパーフォーミュラ選手権の第9戦・第10戦だ。

【連覇か、逆転か】

連覇を狙う野尻智紀(TEAM MUGEN)

ここまで8戦を終えて、7人のウィナーが誕生する大混戦のシーズンとなっているのだが、その中でも安定した強さを見せているのが、昨年王者の野尻智紀(TEAM MUGEN)だ。第2戦での優勝を含む6度の表彰台を獲得し、決勝での最下位は4位という安定した成績を残している。

ここまで8戦を終えて113ポイントを獲得しており、ライバルに対して30ポイント以上の差をつけている。土曜日の第9戦終了で24ポイント以上の差をつけていれば、野尻の連覇が決定することになる。ちなみに、国内トップフォーミュラにおいて2年連続チャンピオンが誕生すると、2007年&2008年に連覇した松田次生以来、14年ぶりということになる。これまで幾多のトップドライバーが連覇を目指してカーナンバー1をつけてシーズンを戦ってきたが、快挙を達成できず敗れてきた。

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今回の野尻は、チャンピオン決定が濃厚とも言えるポイントリードを手にしているのだが、何が起こるか分からないのが、レースの恐いところ。そういう意味で、野尻にとって鈴鹿での2連戦は“今シーズン最大の難関”ということになりそう。そんなプレッシャーのかかる大会を、どのように切り抜けるのかが注目どころとなる。

これに対して、僅かな可能性を信じて逆転に臨むのがランキング2番手のサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING/81ポイント)と、3番手の平川亮(carenex TEAM IMPUL/79ポイント)だ。2人とも自力での逆転チャンピオンの可能性はなく、まずは2戦とも優勝することが一番の条件となる。とにかく、自分たちのベストを尽くすしかない週末となるのだが、野尻が何より警戒していたのが、この2人の勢いだ。

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