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モーター スポーツ コラム 2022年9月16日

快進撃が続くカルソニック IMPUL Z、星野一義監督も「チームのみんなが育ってきた」と手応え

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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ランキング首位に躍り出たNo.12 カルソニック IMPUL Z。

いよいよ2022シーズンも残り3戦となったSUPER GTシリーズ。毎回ランキングトップが入れ替わる激戦となっているGT500クラスだが、第5戦鈴鹿を終了した時点でNo.12 カルソニック IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バケット)が首位に躍り出ている。

450kmレースで争われた鈴鹿大会では、最後尾から怒涛の追い上げをみせて、逆転優勝を飾ったことは記憶に新しいのだが、今シーズンの彼らを振り返ると、安定した強さをみせており、第2戦富士では3位、第4戦富士も優勝争いを演じて2位に入るなど、これで今季3度目の表彰台となった。

もちろん、ドライバーの平峰とバケットが常に攻めるレース運びをみせているところも、大きな要因として挙げられるのだが、それと同時にチーム力が上がってきていることも、この快進撃の下支えとなっている。

鈴鹿での優勝後、星野一義監督は「この優勝をカルソニックにプレゼントしたい。とにかく良いニュースを届けたかった」と、長年スポンサーを務めるカルソニック(マレリ)への感謝の気持ちを語ったが、その次に強調していたのが、チームメンバーの成長だった。

このレースでは、レース後半に発生したアクシデントで、セーフティカーが導入されたのだが、12号車はそれを見越して、SC導入直前にピットに滑り込み、2回目の作業を済ませた。これで一気に3番手まで浮上し、逆転優勝のきっかけを作った。

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「ああいうのは運もあるのだけど、そういうことが起きた時に敏速に『BOX!』と指示を出せることの素晴らしさ! あれは経験がなければ『さっき入っておけば良かった』となるんですが、その辺の計算が今回はすごかったです」

事前にチーム内でもミーティングし、想定はしていた作戦だったそうだが、ちょうどアクシデントが起きたときは130Rに入る手前を走っていたとのこと。わずか数秒で決断し、メカニックも慌てることなく完璧な作業をこなした。

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