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モーター スポーツ コラム 2022年8月25日

宮田莉朋選手(No.37 KeePer TOM’S GR Supra) 「富士で勝たないとシリーズチャンピオンも厳しいという思いで戦った」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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──では最後に、「SUPER GT あの瞬間」恒例の質問。ここ24時間以内で感じた”ちょっと幸せなこと”を教えてください!

宮田:幸せなことですよね。あることはあるんですけど……。僕は誕生日を迎えることもできて、いろいろとうれしいこともたくさんあるんですけど、これといって正直あんまりないんですよね。というのも、GTで優勝できたこともすごく幸せなことですし、それができたことにはほんとに関係者の皆さんに感謝してて。ただ、自分の中でドライバーは勝つことがもう絶対だと思ってて。だから、自分はそれができてたからこそ、こうやって若い歳で500クラスに早くデビューできたし、GTとスーパーフォーミュラをトムスで乗れてる。絶対勝つのが自分の中で最低条件で、チャンピオンを獲るのが毎年絶対の目標っていう風にやってきてたので、さっき言ったように、サッシャと組んでて今年はほんとに一番ヤル気があるっていうか。 この一年で自分が成長しなければある意味その世界に行く道が途絶えてしまうっていう思いでやってるので、今回優勝できたのはすごくうれしいことですし、ようやく勝ったっていう幸せな気持ちで溢れてるんですけど。ただ僕は勝つのがマストというか、その思いでしかやってなかったんで……。それがすごい幸せかって言うと、すごくなんか微妙ですね。

ただ、その環境下でやれてることはほんとに幸せですし、ライバルから始まったサッシャとGTで組むことになって。ほんとにライバルだからこそ心の底から尊敬してる部分もあるし、相手もやっぱり速くなろうっていう思いがあるから僕に聞いてくるし。僕はやっぱり世界に行きたいので、トヨタであればWEC(世界耐久選手権)もやってるし、最終的にはF1に行きたいっていう思いはすごく強いので。そういう分では、サッシャはその世界を知ってるひとりなので、やっぱり世界に行くためにはつねにどうアプローチしたらいいのかとか。彼は今、フォーミュラEのテストドライバーもやってるのでその情報を聞いたり、ほんとに彼からいろんな世界を僕は勉強できてて。そういう環境にいられることが一番の幸せかなっていう風に思っています。今年はほんとにヤル気もあるし、家庭的には去年結婚して、家族にも支えられて幸せ者なんですけど、それ以上にずっとサッシャと仲良くなりたいっていう思いから始まって、ライバルから友達、今度はチームメイトになって、ほんとに他の人じゃ経験できないことを僕は経験できている。そういうところを振り返れば、今が一番幸せかなって思ってるんで。この直近の24時間っていうよりも、そのことの方がずっと幸せに感じてますね。

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