人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2022年8月25日

宮田莉朋選手(No.37 KeePer TOM’S GR Supra) 「富士で勝たないとシリーズチャンピオンも厳しいという思いで戦った」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
  • Line

※2:サッシャ・フェネストラズは2020年にGT500へステップアップ。この年はNo.36 au TOM’S GR Supraで参戦し、21年からは37号車を担当。宮田とは今シーズンからコンビを組む。

※3:昨年はコロナ禍で来日が叶わず、復帰を果たしたのは10月。参戦は第6戦オートポリスから最終戦までの3戦に留まった。

──予選はヨコハマ勢がワン・ツー(No.19 WedsSport ADVAN GR Supra&No.24 リアライズコーポレーション ADVAN Z)。一方でブリヂストン勢として37号車は宮田選手がトップを獲りました。悔しい結果ながら、手応えを持って挑んだ決勝でしたか。

宮田:いや、全然手応えはなくて。タイヤ選択が結構難しくて、夏の割に寒かったし。実際、上位2台のヨコハマは鈴鹿大会からこの富士の間の2ヶ月の間にタイヤテストをしてたんで、この季節でも寒い可能性があるっていうことを多分見通すことはできてたと思うんです。テストができている、できてないというところで、僕らの準備する段階でのプロセスと結構大きな差に感じてて。予選でのあのタイム差は、まあ仕方ないっていうか。僕自身ももうちょっとアタックをまとめれば、前に来れたのかなっていう思いはあるんです。ただクルマとしても、ちょっと難しくて。あとはタイヤも予選にフォーカスするより決勝にフォーカスしてたんで、だいぶタイムを出すのに厳しいと思ってた中での予選でした。そういう部分では3番手というのはうれしかったですし、BS、ミシュランといったレースで激しい戦いをするタイヤメーカーで、ある程度サクセスウエイトを積んでたクルマの中でも一番前だったんで。そこは良かったのかなと思ってます。

──決勝スタートは前回の第2戦と同様、フェネストラズ選手が担当しました。前回は予選4番手からオープニングラップでトップに立ったシーンがまだ記憶に新しいのですが、今回も!という期待はありましたか。

宮田:そうですね。あとはスタート前かな、雨が降ってきて、ウェット(タイヤ)にするかどうするかって…エンジニアは悩んでたんですけど、僕とサッシャはもう絶対ドライ(スリックタイヤ)で行くって言って。まぁ僕はスタートじゃないから言えたんですけど(苦笑)、でもサッシャ自身も「絶対ドライで耐えた方が、レースで勝てる可能性がもっと広がる」って話してて。(降雨で)Aコーナーから100Rは川ができてたんですけど、1コーナーとセクター3はドライだったんで。僕らはグリッドウォーク中にドライバーとエンジニアとでコースサイドへ歩きに行って。間近でコース状況、路面状況を見に行って、「これはもう絶対ドライ」って。耐えた方が多分(優勝の)可能性があると思うし、もしかしたらフォーメーションラップも(もう1周)増えるかもしれないと。晴れてきたから、ここから考えるとドライでスタートしようっていう思いもあったんで。逆に追い上げてくれるだろうっていうよりも、そういったリスクを背負ってでも、多分サッシャは安心してレースを進めてくれるだろうっていう思いがありました。天気とかいろんな部分(の不確定要素が)あったけど、僕らはレースに向けて強い意志を持って戦いました。

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ