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モーター スポーツ コラム 2022年8月25日

宮田莉朋選手(No.37 KeePer TOM’S GR Supra) 「富士で勝たないとシリーズチャンピオンも厳しいという思いで戦った」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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※4:37号車がピットインした翌周、74周終わりで12号車がピットへ。同じくダブルスティントを敢行して37号車の前でコースに復帰するも、直後の1コーナーで止まりきれずにオーバーラン。これで37号車が実質トップに立った。

──逆にエンジニアの方が優勝目前でドキドキしていたんでしょうね。

宮田:そうですね。実は、今年は僕らGTで最年少のペアって言われてるんですけど、エンジニアもGTでは最年少で。トラックエンジニアも初年度で、若いからこそ周りの人とは違うような考え方だったり、分析の仕方もあったりして、僕らとしてはすごくエンジニアが……(チーム)みんなが一生懸命やるんですけど、その中でのプロセスがやっぱり人それぞれ違うんで。ただ、最年少というかエンジニアも僕らと歳が近いんで、ほんとにヤル気というか士気がすごくみなぎっていて……。だからこそこういった場面になるとエンジニアとしては他の情報を聞きたくなるのもわかるし、今までデータエンジニアとして37号車に携わってたんで、勝ったレースの状況は(その場で知っていても)……トラックエンジニアになるとチームを指揮しなきゃいけないんで、感情的になるのもすごくわかるし。これは僕らドライバー含めて経験を積めば、多分トップに立ってもつねに平常心でいられるようになると思うんで。そういう部分でもいい思い出になったかなと思います。

クルマから降りた直後、サッシャに抱き抱えられる宮田

クルマから降りた直後、サッシャに抱き抱えられる宮田

──今年はチームを移籍し、 新コンビを結成。さらにレース後には誕生日(8月10日)を迎えるなど、今回の勝利はほんとに思い出深いレースになったのではないですか。

宮田:こんなレースになるとはまったく思ってなかったですし、実際レースウィークに入る前にチームミーティングをして、そのあとサッシャとご飯行こうってなって、ふたりでご飯行ったときも僕の誕生日
が近かったし、サッシャも誕生日(7月28日)を迎えたし、レースが終わったら……お祝いをしようっていうよりも、やっぱり勝ってから誕生日パーティーをしようみたいな……。勝たなければ誕生日パーティーはしない、みたいな感じでした。 レースに負けて誕生日祝いはなんかおかしいなみたいな感じがしたんで、約束したのを果たすことができたというか。普段の生活で約束事って大体は簡単に果たすことできるんですけど、レースで勝ってその約束を果たすっていうのはなかなか簡単にはできないんで、約束を果たしたのもすごくうれしいです。レースが終わってから、温泉にふたりで入りに行ってきました。サッシャとふたりで未来というか将来に向けて約束したんです。次はチャンピオンを獲ったときに、僕とサッシャがそのとき約束したことを将来果たせたらいいなっていう風に思ってます。

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