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【FIM スーパースポーツ世界選手権2021 第11戦 ポルティマオ(ポルトガル):プレビュー】止まらないエガーターの勢い
モータースポーツコラム by 辻野 ヒロシ前戦はポイントランキング首位のドミニク・エガーター(ヤマハ)が優勝
排気量600ccのスポーツバイクによる戦い「FIMスーパースポーツ世界選手権」の2021年シーズンも残すところあと3戦。2021年10月1日(金)〜3日(日)は舞台をポルトガルに移し、アルガルヴェサーキットで第11戦を迎えます。
前戦ヘレスは併催の「スーパースポーツ世界選手権300」で死亡事故が発生した影響で、土曜日のレース1はキャンセルに。日曜日にレース2のみが行われました。
そのレースでもまたもやポイントランキング首位のドミニク・エガーター(ヤマハ)が優勝。今季10勝をマークし、またもや2位のスティーブン・オデンダール(ヤマハ)との差を広げました。両者の差は62点に拡大しています。前回のカタロニアはMoto E参戦のために欠場したエガーター。もし、仮に参戦して連勝街道を続けていたならば、チャンピオン争いは今回の第10戦・アルガルヴェで決まってしまった可能性もありました。
今回のアルガルヴェでは終わった後に100点の差が両者に開けば決定となりますが、38点以上広げるのは難しいため、次戦アルゼンチンへのチャンピオン争い持ち越しの可能性が高いと見られています。
それにしても今季は熱いバトルが展開されながらもドミニク・エガーター(ヤマハ)の無双状態。ただ、ここから3ラウンドはグランプリライダーのエガーターにとっては初めてレースをするコースが続きます。
意外ですが、エガーターにとってアルガルヴェも初レースのコースなのです。昨年からMotoGPがアルガルヴェでレースを開催していますが、昨年からエガーターが参戦するMotoEは同地でのレースが設定されておらず、レースは未経験。今季絶対的な強さを見せるエガーターがどんなパフォーマンスを見せるか注目です。
エガーターは「シーズン開幕当初、僕たちはニューカマーで、僕もチームもお互いについて学ばなくてはいけなかった。チームはハードに仕事をこなし、互いが信頼できるようになっていったのさ。うまくいっているのは見ての通りで僕たちは何秒も差をつけて勝てるようになっている。残り3戦は簡単ではないけど、ベストを尽くすよ」と余裕のコメントです。
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