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モーター スポーツ コラム 2020年11月2日

2020SUPER GT第6戦レビュー|どん底からの大逆転……23号車ニスモが今季2勝目をマーク

モータースポーツコラム by 吉田 知弘
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2020SUPER GT第6戦レビュー

2020年のSUPER GTシリーズ第6戦鈴鹿。今回も新型コロナウイルス感染防止対策をしっかりと講じた上で、観客を動員してのイベントとなった。鈴鹿サーキットはコロナ禍の影響でF1日本GPや鈴鹿8耐などの開催中止が相次ぎ、このSUPER GTが2020年に行なわれる最初の有観客でのビックイベントとなった。それもあってか、日曜日には1万9000人が来場し、第5戦の富士に負けないくらいの熱気に包まれた。

ファンの声援もスポーツの重要な要素だ。

そんな中で行なわれた第6戦の決勝レース。GT500クラスを制したのはNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)だった。同地で行なわれた8月の第3戦でも勝利を飾ったのだが、その時は2年ぶりの優勝ということもあり、パルクフェルメではドライバー2人が感極まるシーンも見られたが、今回は打って変わってパルクフェルメでは鈴木豊監督も交えて満面の笑みを見せていたのが印象的だった。

それもそのはず。この24時間前である土曜日の公式予選で、彼らは“どん底”を経験し、そこから這い上がってきての勝利だったのだ。

第5戦を終了した時点でランキング8位につけていた23号車。上位陣はウエイトハンデが100kg近くに達し燃料リストリクター制限を受ける車両もあったが、23号車はウエイトハンデが50kgで燃料リストリクター制限がない状態で第6戦を迎えた。さらに舞台となるのは第3戦で優勝を飾った鈴鹿サーキットということもあり、ここで今季2勝目を挙げればチャンピオン争いの渦中に加われる。それだけに、陣営もかなり気合いが入っていた。

しかし、その気合いが予選では裏目となって出てしまう。Q1を担当した松田はセクター1で好タイムを叩き出すなど果敢に攻めていく走りをしていたが、それが限界を超えてしまいダンロップコーナーでコースオフ。そのままスポンジバリアにクラッシュしてしまった。

鈴木監督によると、エンジンより前の部分は全て交換。さらにグラベルゾーンでジャンプをしたたため、フロア周りにもダメージが及んでいたほか、リヤウイングも損傷していたという。

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