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【Cycle*2023 ツール・ド・フランス 1週目まとめ】濃密で、鮮烈だった9日間。ヴィンゲゴーとポガチャルの一騎打ちに酔いしれ、カヴェンディッシュの早すぎる別れに涙
ツール・ド・フランス by 宮本 あさか1週目から熾烈な一騎打ちを繰り広げるヴィンゲゴーとポガチャル
アダムとサイモンによるイエーツ双子対決が、なんだか、はるか遠い昔のことのように感じる。2023年ツール・ド・フランスは、いまだ大会1週目を終えたばかりだというのに。濃密で、鮮烈だった9日間。スペイン・バスク地方のまるでローラーコースターのようなコースで、いきなり緊張と興奮の針は振り切れ、3日間の難関山岳ステージそれぞれが、ヨナス・ヴィンゲゴーとタデイ・ポガチャルによる一騎打ちの舞台となった。
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初日からタイマン状態
それは約3400kmにもわたる長い長い戦いにおける、ほんの170km地点に過ぎなかった。第1ステージ最終盤、オレンジ色に染まる3級コート・ド・ピケの激坂で、ポガチャルが弾けるように加速した。4月末のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュで左手首を骨折して以来となる、2カ月と1週間ぶりの国際レースで、かつてとなんら変わらぬ攻撃性を披露した。
ツール総合2勝の後輪にすかさず飛び乗れたのは、前哨戦クリテリウム・デュ・ドーフィネで圧倒的な強さを示したディフェンディングチャンピオンと、翌日ステージ優勝を飾ることになるヴィクトル・ラフェだけ。その他大勢のライバルたちは、一気にまとめて後方へと放り出された。
ただ、この日は、軽いジャブ程度。代わりにアダム・イェーツがUAEチーム・エミレーツに今大会初のイエロージャージをもたらし、後方では両手を天に突き上げながら、ポガチャルが区間3位のボーナスタイム4秒をさらい取った。
「最高のスタートが切れた。自分の走りにも、チームの走りにも満足している。今日、エンジンが、動き始めた。最後の上りではいまだ完全ではなかったけれど、調子の良さは確認できた」(ポガチャル)
2日目も同じ風景が繰り返された。やはりステージ最後の2級ハイスキベルで、ポガチャルとヴィンゲゴーが競り合う。しかもこの日は山頂に「ボーナスポイント」が設置されていたものだから、スプリントはさらに過熱した。1位通過8秒をかっさらったのはポガチャル。フィニッシュではユンボ・ヴィスマはワウト・ファンアールトの区間取りに失敗し、対するUAEはA・イエーツのマイヨ・ジョーヌ保守とポガチャルの区間3位=4秒ボーナス獲得を成功させた。
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