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サイクル ロードレース コラム 2020年9月19日

【ツール・ド・フランス2020 第19ステージ結果速報】クラーウアナスンがラスト16km独走で今大会2度目の区間優勝!総合のゆくえは個人TTで決着

ツール・ド・フランス by J SPORTS 編集部
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クラーウアナス

今大会2勝目クラーウアナスン

ブール・アン=ブレスからシャンパニョールまで166.5kmの移動ステージ。翌日はヴォージュ山塊での個人タイムトライアル、その翌日は旅の最終地点パリ、シャン=ゼリゼにたどり着く。

アクチュアルスタートのあと、ミハウ・クフィアトコフスキ(イネオス グレナディアーズ)らが参加したアタック合戦のあと、レミ・カヴァニャ(ドゥクーニンク・クイックステップ)が単独先頭、プロトンとのタイム差は3分前後。途中ギヨーム・マルタン(コフィディス)らの追走も出たがカヴァニャに追いつくことはできなかった。

マイヨ・ヴェールあらそいが激化するかと思われた4級山岳は特に変動なく、カヴァニャが先頭通過、タイム差は2分程度にまで縮まった。残り距離51.4kmで仕掛けたブノワ・コヌフロワ(アージェードゥーゼール・ラモンディアール)、ピエール・ロラン(B&Bホテルズ・ヴィタルコンセプト)、ルーク・ロウ(イネオス グレナディアーズ)がカヴァニャを追う。

中間スプリントポイントのメイン集団は、ポイント賞首位のサム・ベネット(ドゥクーニンク・クイックステップ)、次点ペーター・サガン(ボーラ・ハンスグローエ)、ミケル・モルコフ(ドゥクーニンク・クイックステップ)、マッテオ・トレンティン(CCCチーム)の順で通過。そのまま加速をつけたグループは踏みやめず、メイン集団はペースアップをはかりスプリンター陣を吸収したあとでカウンターで飛び出す選手が続出。14人の追走が先頭4人に追いついた直後にメイン集団が全てを吸収、仕切り直しとなった。

アップダウンの地形を利用したアタックが何度かかかり、クフィアトコフスキ、ティム・デクレルク(ドゥクーニンク・クイックステップ)ら4人が抜け出す。グレッグ・ファンアーヴェルマート(CCCチーム)、オリバー・ナーセン(アージェードゥーゼール・ラモンディアール)、ベネット、サガンらのフループが追いかけ、先頭グループに合流。

残り距離16.8kmでトレンティンが仕掛け、吸収したあとでセーアン・クラーウアナスン(チームサンウェブ)が抜け出すことに成功、チェックする選手がおらず見送ってしまった。そのままクラーウアナスンは独走し今大会2度目の区間優勝を手に入れた。

53秒後にジャスパー・ストゥイヴェン(トレック・セガフレード)らの6人のグループが、その9秒後にマイヨ・ヴェールあらそいのベネット、サガン、トレンティンがフィニッシュ。ベネットはサガンに対し55ポイントリードを保ったままシャン=ゼリゼ決戦に結果を託す。

メイン集団はクラーウアナスンから7分38秒後にパレード走行しながらフィニッシュ。総合勢に変動はなく、すべては第20ステージの個人タイムトライアル次第となった。

「逃げのメンバーを見たら世界最強ライダーたちが混ざっているのに気がついた、彼らを倒すのは不可能だ......でも少しでも飛び出せたならうまくやれるかもしれない、そして希望通りになった!」(クラーウアナスン、勝利後インタビュー)

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