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サイクル ロードレース コラム 2020年9月6日

【ツール・ド・フランス2020 第8ステージ結果速報】逃げに乗ったナンズ・ピーターズが下りで抜け出しそのまま独走フィニッシュ!総合勢はポガチャルが40秒取り戻す

ツール・ド・フランス by J SPORTS 編集部
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ナンズ・ピーターズ

ジロで1勝、ツールで1勝のナンズ・ピーターズ

争いの場をピレネーへと移した一行は、カゼール=シュル=ガロンヌからルダンヴィエルへ向かう1級2つと超級1つを登る141kmの山岳ステージ。レース開始からアタック合戦が繰り広げられ山岳賞ジャージ着用のブノワ・コヌフロワ、ナンズ・ピーターズ(共にアージェードゥゼール・ラ・モンディアル)、イルヌル・ザカリン(CCCチーム)、ミケル・モルコフ(ドゥクーニンク・クイックステップ)ら13選手が逃げに乗った。

コヌフロワが1級マンテを先頭通過、メイン集団とのタイム差は13分以上。残り距離57km地点で先頭グループからジェローム・クザン(トタル・ディレクトエネルジー)が独走を開始。超級ポール・ド・バレスの登りで追走のピーターズ、ザカリン、カンタン・パシェ(B&Bホテルズ・ヴィタルコンセプト)がクザンを追い越し、残り距離45km地点でピーターズとザカリンが抜け出し伝統峠山頂を目指す。

メイン集団はチーム ユンボ・ヴィズマの牽引でペースアップ。不調のティボー・ピノ(グルパマ・エフデジ)が遅れ、総合争いから大きく脱落。ピーターズが超級山頂を先頭通過、下りでザカリンを引き離しそのまま独走で最終峠ペイルスルドへ。メイン集団ではジュリアン・アラフィリップ(ドゥクーニンク・クイックステップ)がアタックするも、そのまま力尽き遅れていった。タデイ・ポガチャル(UAEチームエミレーツ)が何度かアタックを仕掛け残り距離13kmでメイン集団から抜け出すことに成功、軽いペダリングで昨日失ったタイムを取り戻しに先を急ぐ。

ピーターズは独走のまま自身初のツール区間優勝、6分後にポガチャルがフィニッシュ、さらに38秒後にロマン・バルデ(アージェードゥーゼール・ラモンディアール)、その2秒後に総合勢が集団フィニッシュ。プリモシュ・ログリッチ(チーム ユンボ・ヴィズマ)がナイロ・キンタナ(チーム アルケア・サムシック)と共にダウンヒルを果敢に攻めたもののタイム差はつかず、アダム・イェーツ(ミッチェルトン・スコット)はマイヨ・ジョーヌキープに成功した。

「去年ジロで勝つことができて信じられなかったけど、今年はツールで区間優勝できただなんて!ツール・ド・フランスに出場するのが夢だった、ザカリンが登りに強いのは知っていたけど諦めなかった、最後まで全力で踏んだ」(ピーターズ、勝利後インタビュー)

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