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動物をこよなく愛するフルームやティボー・ピノ
新城選手宅のコリンのようにレース会場で可愛い姿を見せてくれれば別だが、どの選手が動物と暮らしていて、はたまたそれは犬なのか猫なのか何か別の生き物なのか、レース中の姿から伺い知ることはできない。
遠征が多く、シーズン中とオフで2つの家を行き来する選手も多いため、動物との生活は難しいのか、と思いきや、それでも犬や猫、その他の生き物と暮らしている選手は結構いる。
今ツールの出場は見送りになってしまったが、猫派の代表として外せないのがクリス・フルーム。すっかり有名になってしまったペルシャ猫のココに、ライド中に見つけた子猫が加わった。2013年の来日中、本物を飼えないからと猫の置物を買って帰ったフルームだったが、その後ココを迎えることに。日本の猫カフェでのふれあいで猫好きに火が付いたのか…。ちなみに、ケニア育ちのフルームは、幼い頃はアフリカニシキヘビ(2匹)をペットとして育てていた。
ツール出場予定組だと、他にはアレクシ・ヴュイエルモやエドワード・トゥーンスらも猫派で、可愛い猫たちとの暮らしをSNSなどで垣間見ることができる。
ただし、プロトンで圧倒的多数を占めるのは犬派だ。
リッチー・ポート、トム・デュムラン、リゴベルト・ウラン、マルク・ソレル&エンリク・マスのモビスターコンビ、ワウト・プールス…
今年2月、「もしロッキーを見かけたらこの番号に知らせてください。僕や家族にとって、とても大事な犬なんです」とSNSで訴えたのはナイロ・キンタナ。このニュースはコロンビアで大きく取り上げられ、行方不明だった黒いミニチュアシュナウザーは無事発見された。家には、ロッキーのほかにシベリアン・ハスキーがいる。
総合系だけでなく、スプリンターのカレブ・ユアン、エリア・ヴィヴィアーニ、アンドレ・グライペルも、犬たちと暮らしている。屋外で大型犬と一緒に運動しているのか、と思うと、実際にはテリアやフレンチブルドッグなど小型犬の比率が高い。
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