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前代未聞の「アルプ・デュエズ」連続登頂! 第20ステージは「歴史的な1日」に|ツール・ド・フランス直前コラム vol.3
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気がつけば、日曜のツール最終日はすぐそこ。
イゾアール峠山頂ゴールの第18ステージが、今大会最後の山岳ステージだった。
ツールの山頂ゴールで、「チームバスが山頂まで上がれない」タイプのものがあるが、イゾアール峠がそれ。山頂の駐車スペースが限られるため普通車両の通行も制限されており、もし車で上がりたい場合には、カーシェアリングをして、なるべく大勢で乗っていくように(一人の場合には、山頂へのアクセスを断る場合もある)、という通達があった。
これと同じで、チームバスが山の中腹や麓で待たなくてはならなかったステージは、今大会ではもう一つ、第5ステージのラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユがそれにあたる。
残り一つの山頂ゴール(今回は3回しか山頂ゴールがなかった)のペラギュードはスキー場だったので大きな駐車場があり、木の梁の外観で、木製のバルコニーがついた高層の宿泊施設が数多く並んでいた。厳密には山頂ゴールではないが、第8ステージのスタスィヨン・デ・ルッスも大型のスキー場だ。
チームバスが山頂に上がって選手を迎えられない場合、2台の監督車のほかに、補給などを積んだチームカーの山頂アクセスが認められる。イゾアールでは、各チーム2台のアクセスが認められ、赤い『P』に『イゾアール峠』の文字があしらわれた特別なステッカーが窓に貼られた。
ゴールしてきた選手は山頂のチームカーで水分と簡単な補給をとり、濡れたジャージーを着替え、チームバスまで自走で降りてくる。(乗せられるだけの人数はチームカーで下ろすチームもある)。
第18ステージでは、イゾアール峠の山頂から約10kmのところにチームバスの待機場所が設けられ、麓のブリアンソンに宿泊するチームの選手は、チームバスで一息ついてから、さらにホテルまで自走で、というところもあった。
(ちなみに、チーム・サンウェブのおやつは、『バナナ入りパンネクック(オランダ語でパンケーキ)』だったそう)
もう一つ、イゾアール峠の山頂には、普段会見に使われる、移動式コンテナの『ビデオカンファレンス車』がなかった。ステージ勝者とマイヨ・ジョーヌは、山頂に設置された(ちゃんと背後にたくさんスポンサーのロゴが並んだ)小さなテントにちょこんと座って、麓のプレスセンターからの質問に答えたのであった。
☐ ツール・ド・フランス 2017
ツール・ド・フランス2017 7月1日(土)~7月23日(日)
全21ステージ独占生中継!
寺尾 真紀
東京生まれ。オックスフォード大学クライストチャーチ・カレッジ卒業。実験心理学専攻。デンマーク大使館在籍中、2010年春のティレーノ・アドリアティコからロードレースの取材をスタートした。ツールはこれまで5回取材を行っている。UCI選手代理人資格保持。趣味は読書。Twitter @makiterao
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