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バスケット ボール コラム 2018年5月12日

【Bリーグ 2017-18 チャンピオンシップ 準々決勝 三河 vs 栃木 プレビュー】ここから先は結果こそすべて

B.LEAGUEコラム by 片岡秀一
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1つは、三河#32桜木ジェイアールのポストプレーへの対応である。意外にも、昨季のGAME3の10分間は試合に出場せず、ベンチでシーズンを終えた。今季は例年以上にコンディションが良く、ポストからの攻撃は対戦チームへの脅威は増している。老獪な駆け引きで仕掛けるゴールへのアタックの威力を大きくするのは、正確無比なパスである。

インサイドへ飛び込む味方のノーマークを見逃さない「目」は勿論ながら、アウトサイド選手のディフェンスが寄ってきた瞬間には寸分の狂いもない見事なパスを通す。そうであるからこそ、ボールのレシーバーは安定したシュートを放つ事が出来る。#0橋本、#14金丸、#4狩俣昌也らが多くの3Pシュートを沈める要因となった。マッチアップが予想される#10竹内公輔だけではなくチーム全体で守備の意識統一の必要性がある。

2つ目は、両PG陣のディフェンスだ。栃木#0田臥勇太、三河#0橋本は共に強力なプレッシャーをマッチアップに与えるディフェンスの名手。一瞬の隙を見逃さずにボールを奪う、または、ルーズボールに誰よりも早く飛び込んでマイボールにしてファーストブレイクに持ち込む事を得意とする#0田臥に対し、#0橋本の特徴は、相手に圧力を与え続ける執拗さ。圧力に負けて悪いパスを出させる、プレッシャーに押しやられてサイドラインを越える。ディフェンスが成功した瞬間の雄叫びを見ると、彼がディフェンスに注ぐ情熱の度合いが分かり、その熱はチームに伝播して勢いを与える。

開幕節での対戦では、栃木#46生原秀将からも連続でミスを誘い、勢いづけた。PGのミスは両チームのゲームプランに大きな影響を与えるもの。#46生原も粘り強いディフェンスを武器にチームの中で役割を増やしてきた選手。PG陣の攻防が試合の命運を握ると言っても過言ではない。

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