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野球 コラム 2026年8月7日

【横浜好き】ベイスターズが達成した史上最多「同一シーズン11投手初勝利」を振り返る(開幕~5月編)

野球好きコラム by 大久保泰伸
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横浜スタジアム

8月に入り、首位を争う巨人、阪神相手に4連勝するなど好調なチームですが、そのうち3試合では篠木 健太郎深沢 鳳介尾形 崇斗が勝ち投手となるなど、昨年までとは違った先発陣の顔ぶれであることがわかります。

前半戦のトピックとして「NPB史上最多の同一シーズン11投手が初勝利」という記録がありましたが、今回から2回にわたって、その詳細をまとめておきたいと思います(成績は8月6日時点)。

J SPORTS STADIUM2026

NPB史上最多の先陣を切ったのが、新外国人のコックスでした。開幕2カード目、4月1日の阪神戦。先発したコックスは6回を投げて1失点、被安打5、7奪三振の内容で来日初登板、初先発、初勝利をマークしました。

順調なスタートを切ったかと思えたコックスですが、その後は1試合に登板したのみで左肘内側副靭帯の手術となり、シーズン終了まで復帰が見込めないため、6月8日付で自由契約となってしまいました。

4月7日の中日戦では、プロ4年目の橋本 達弥が初勝利。先発した深沢が4回で降板し、2番手として登板した橋本は、1イニングで2つの三振を奪って三者凡退に抑え、今季3試合目、プロ4試合目の登板で初勝利を記録しました。その後も3試合に登板して失点したのは1試合のみでしたが、4月22日に出場戦登録を抹消され、現在も二軍調整中です。

4月21日の阪神戦では、新外国人のレイノルズが初勝利を挙げています。最終スコアが16-9と乱打戦となったこの試合で、レイノルズは1点リードの7回から4番手として登板。1失点して同点とされてしまいましたが、直後に打線が大量4点を勝ち越して来日初勝利が転がり込んできました。

翌日の試合でも勝利投手となるなど、ブルペンに欠かせない存在となった右腕は、5月から17試合連続無失点を続けるなど安定した投球で、7月からは抑えも任せられるようになり、ここまで41試合に登板して1点台の防御率をキープしています。

4月30日の中日戦では、プロ2年目の篠木 健太郎が初勝利をマークしました。法政大学からドラフト2位入団で即戦力として期待された昨季は未勝利に終わりましたが、今季初登板で先発したこの日は6回を投げて2失点、被安打3、6奪三振の内容で勝利投手となりました。その後は先発ローテに定着し、現在まで10試合に登板して5勝2敗、防御率4.53の数字を残しています。

5月に入ると、9日の阪神戦でもう1人の新外国人であるルイーズが初白星をゲットしています。開幕からブルペンの一角として失点は1試合のみと安定した投球を続けていた右腕は、投手戦となったこの試合で1点ビハインドの7回に2番手として登板。

1イニングを被安打1、2奪三振で無失点に抑えると、ここまで沈黙していた打線が蝦名 達夫度会 隆輝の連続タイムリーで勝ち越し、来日11試合目で初勝利を挙げました。その後もブルペンに欠かせない存在となったルイーズは、ここまで31試合に登板して1勝11ホールド、防御率3.90を記録しています。

5月13日の中日戦では、ドラフト2位入団のルーキー、島田 舜也がプロ初勝利を挙げています。4月29日のプロ初登板では5回2失点と試合をつくるも勝ち負けなしに終わった島田ですが、ハマスタ初登板となったプロ2戦目のこの日は、先発して6回を投げて無失点、被安打5、9奪三振の快投で自身初となるお立ち台に上がりました。

その後も2試合に先発しましたが、いずれも5回を投げきれず、4回7失点で負け投手となった5月29日の埼玉西武戦を最後に、一軍登録を抹消されました。

文:大久保泰伸/写真:産経新聞社

大久保泰伸

フリーライター、編集者。1969年広島市生まれ、現在は神奈川県在住。出版社勤務を経て、20世紀の終わり頃に独立。別冊宝島野球シリーズの執筆、編集や広島などのOBの著書の編集協力などを行い、同社のプロ野球選手名鑑は創刊時から現在まで関わる。記者活動は2009年にベースボール・タイムズ紙の広島担当でスタートし、15年から野球専門サイトのフルカウントで広島、18年からはDeNA担当も兼務した。

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