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野球 コラム 2023年4月3日

「ここは天国かい?」「いいや、3月の台中だよ」 〜MOBYのWBC・POOL A取材ノート @ 台湾・台中〜

野球好きコラム by オカモト"MOBY"タクヤ (SCOOBIE DO)
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また、試合後の記者会見では、林岳平(リン・イエピン)監督が多数押し寄せた台湾メディアから厳しい質問を浴び、「試合のない明日、悪かったところを修正してくる」と対応に追われていました。そうそう、試合終盤にはパナマが大量点差でリードしている7回表に盗塁を仕掛け、それに台湾ファンからブーイングが起きたのですが(盗塁は成功しその後生還)、台湾の応援リーダーが「ブーイングはやめよう、応援しよう!」となだめるという場面なんかどもあり、改めて今大会での1点の重みを感じました。そしてこの日の大量失点が、後に台湾を追い詰めることになろうとは・・・この時点ではまだ誰も気づいていなかったと思います。

2日目は、第1試合が始まる時間になっても、なぜか記者席はガランとしたまま。どうやら台湾メディアの皆さんは昨日の記者会見の流れで、ほとんどが台湾チームの練習を取材に行ってしまった模様。正午、前日に勝利したチーム同士の「オランダ対パナマ」がプレーボール。「アンドレルトン・シモンズの追っかけです!」という日本から来ていた女性ファンも観戦している中、大会前では出場チームの中で評価の一番低かったオランダの5投手が、前夜に打線が爆発したパナマを1失点に抑える素晴らしいピッチングを披露。また打線は4番のディディ・グレゴリウスが8回裏無死二塁から、なんと送りバントを決め、これが貴重な追加点に繋がり結局オランダが3対1で連勝。この時点では記者席の間で誰しもが「オランダが一抜けか?」という雰囲気でした。

第2試合の試合開始前、前の試合で欠場のキューバ代表、アルフレッド・デスパイネがチームメートにノックを打っていたので、「怪我は大丈夫?」と日本語で質問すると「大丈夫!」とサムズアップして答えてくれ、その日はスタメン出場。追ってデイビッド・フレッチャーを始め、選手たちがそろってマスタッシュ(口ひげ)を生やしたイタリア代表が初登場。
打撃練習では飛距離を飛ばすというより、総じてライナーを狙って打っている印象でした。そしてアメリカ野球殿堂入り、日本でも野茂英雄さんや吉井理人さんともバッテリーを組んだことでお馴染みのマイク・ピアッツァ監督がフィールドに現れたときには、彼のWalk Up Song、ジミ・ヘンドリクス『Voodoo Child』が脳内で流れましたよね・・・。

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