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野球 コラム 2019年1月24日

ハラディの殿堂入りを祝福したい、しかし同情票の影響は否定できない

MLB nation by 豊浦 彰太郎
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現地時間22日、2019年の全米野球記者協会(BBWAA)選出の野球殿堂入り投票結果が発表された。マリアーノ・リベラが史上初の満票での殿堂入りとなったのはご存知の通りだ。他にも、今回が資格最終年だったエドガー・マルティネス、リベラ同様に初年度のロイ・ハラディ、6年目のマイク・ムッシーナがクーパーズタウンへの切符を手にした。

基本的には全てが順当だったと言えなくもないが、ここではハラディの選出に関し私見を述べたい。彼は、一昨年11月に飛行機事故で死去している。彼が殿堂入りしたこと自体には異論はない。しかし、引退後5年を経た資格初年度に選出されるのは特別なことだ。そこまでの選手であったかどうかは大いに疑問が残る。誤解を恐れずに述べるなら、非業の死に対する同情票効果の印象は拭えない。

ハラディの通算勝利数は203だ。「殿堂入りのパスポートは投手なら300勝」と言われた一昔前なら、これで足切りだったろう。しかし、今は価値観が多様化している。彼の場合は、通算勝利のような積み上げた記録だけでなく、2度のサイ・ヤング受賞、8度の球宴選出、完全試合、ポストシーズンでのノーヒッターなどその球歴に特筆すべきハイライトが多い。また、新しい価値観からの観点では、WARは64.3とこの点でも殿堂入りの資格は十分にあると言って良いだろう。

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