人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
今季は、'96~'03季、'07季以来となる、MOとDMの総合優勝者を別々に決めるシステムが採用された。そして、昨季は負傷でW杯連覇が途切れたキングズベリーが、MO、DMともに堀島とのデットヒートを制して2冠王に。20代最後のシーズンだったが、衰えをまったく感じさせない戦いをみせたキングズベリーは、男子選手初の、五輪金メダル、世界選手権MO優勝、世界選手権DM優勝、W杯総合優勝(MOとDMを合算)、W杯MO総合優勝、W杯DM総合優勝という全ての世界タイトルを手にした選手となった。
堀島の進化が止まらない!絶対王者までの距離はさらに縮まる
最終目標を達成できなかったが、課題を克服してますます強くなった堀島
今季、日本のエース・堀島はキングズベリーを倒して、五輪金メダル、W杯総合優勝を果たすことが期待されていた。そして、それを実現するための課題として考えられたのが、安定感のアップと、メンタル面の向上だった。これまでの堀島は、斜面によって得意不得意の差が激しく、不得意斜面ではスーパーファイナルに進めないことが度々あった。また、ミドルセクションでバランスを崩し、気持ちが切れてしまうのか、転倒やコースアウトするというケースが何度か見られた。一方で、キングズベリーは優勝できなかった大会でも確実に2位になって80点を得る。ここが両者の大きな差となって総合ポイントの数字に表れていた。
結果的に、今季も堀島はキングズベリーに追いつけなかった。しかし、少なくとも上記2つの課題を見事に克服し、過去もっとも頂に近い位置に急接近したのは確かである。もし、ホームである秋田たざわ湖大会のキャンセルがなければ、堀島の2冠も十分にあり得たのでは?そう思わせる成長ぶりだった。なにしろ、今季はW杯MO8戦、DM4戦、そして北京五輪と世界大会13戦ですべて表彰台に上っているのだ(優勝3回)。そして、北京五輪ファイナル3がその典型例だが、ミドルセクションでバランスを崩しても、そこから諦めずにリカバリーし、第2エアで大きく飛ぶことで挽回するという強さを身につけていた。これは技術面の成長に加え、メンタル強靭化のなせる業だろう。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
【先行】プリンスアイスワールド 2023-2024 A NEW PROGRESS ~BROADWAY CLASSICS~ 滋賀公演
2月23日 午後3:50〜
-
フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋 【吉田唄菜&森田真沙也】
3月12日 午後7:00〜
-
4月23日 午後8:00〜
-
ドキュメンタリー ~The REAL~ 【アルペンスキー特集】飽くなき探求心 佐々木明の挑戦
3月31日 午後11:00〜
-
3月9日 午前8:55〜
-
フリーライド ワールドツアー 2024 第5戦 ハイライト ヴェルビエ(スイス)
4月20日 深夜3:30〜
-
【限定】第61回 全日本スキー技術選手権大会 スーパーファイナル
3月10日 午前8:50〜
-
【先行】第44回全国中学校スケート大会 フィギュアスケート競技 男子 / 女子 フリースケーティング
2月6日 午前9:20〜
J SPORTSで
スキーを応援しよう!