人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

スキー コラム 2021年12月1日

北京オリンピックを前に過酷なスケジュールが組まれたモーグルワールドカップ

ブラボー!!モーグル by STEEP
  • Line

今シーズンのW杯、とくに五輪前の2ヶ月間は、五輪の代表枠争い、大舞台に向けた新しい技術を試す予行演習を兼ねる。同時にこの緊張の糸が張り詰めた過密スケジュールは、選手たちにいつもより高い怪我のリスクも背負わせることになる。

なお、五輪のスケジュールは下記のとおりだ。

●2月3日(木)
女子モーグル予選1
男子モーグル予選
●2月5日(土)
男子モーグル予選2
男子モーグル決勝
●2月6日(日)
女子モーグル予選2
女子モーグル決勝

五輪のインターバルを挟んだW杯後半戦は、メダリストにとっては凱旋パレードとなり、メダルをつかめなかった選手にはリベンジのチャンスとなる。後半も大会数が多く、五輪で気持ちが切れてしまう選手も出がちなことから、総合優勝争いは最後まで予想しにくくなりそうだ。

打倒キングスベリーを狙う堀島行真はどうなる? 原大智も復帰!

キングスベリーの不在だった昨季の開幕戦は、堀島とラフォンが優勝。ただし、“密”を避けるために表彰台は設置されなかった

昨シーズンの男子は、絶対王者ミカエル・キングズベリー(CAN)が開幕戦を負傷欠場というまさかの展開からスタートした。その開幕戦で優勝した堀島行真(JPN)だったが、以後のレースで失敗が続き初のW杯制覇はならず、総合4位。結局、常に2番手、3番手のポジションを堅持していたマット・グラハム(AUT)が初の総合優勝、ベンジャミン・キャヴェ(FRA)が総合2位に。初優勝を経験したルドヴィグ・ジャルストロム(SWE)が3位という結果となった。なお、早期にカムバックしたキングスベリーはW杯総合10連覇を果たせなかったものの、世界選手権のMO、DMを含む復帰後の全4戦ですべて優勝することで、北京五輪金メダル候補の筆頭に返り咲き、10度目のW杯総合Vも現実的なものにした。

一方、一歩後退した印象のある堀島もこのままでは終わらないだろう。緩斜面やピッチが細かいコブに弱いという弱点克服を目指したトレーニングを積んでおり、目標として掲げるW杯総合優勝、五輪金メダルに向けて高いモチベーションを維持している。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
スキーを応援しよう!

スキーの放送・配信ページへ