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スキー コラム 2016年2月3日

愛しのまなざしホルメンコーレン  スキージャンプFISワールドカップ/オスロ・プレビュー

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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欧州強豪勢では、地元ノルウェーの長距離飛行軍団ファンネメルにフォルファン、スーツ失格の余韻から復帰するガングネス、タンデらがとことん飛ばしてくるであろう。
当然ながらLH団体戦では地元の大声援にあと押しされる。
そこに昇り調子にあるオーストリアのクラフト&ハインバックが果敢に打って出てくる。また腰の故障から復調するフロイントそしてフライタグにヴェリンガーとヴァンクが上位を伺うドイツには、いまだにアウエーのブーイングがあったりする。
もちろん王道をゆくプレフツ兄に弟のドメン君も張り切っているスロベニアもダークホースか、これでとことん面白さのホルメンコーレン大会となる。

日本勢はそれぞれの調子の波を鑑みつつ、どのようなメンバー構成も可能だ。
ラストジャンパーのレジェンド葛西は不動の存在。そこに伊東大貴(雪印メグミルク)、竹内択(北野建設)を据え、作山憲斗(北野建設)と栃本翔平(雪印メグミルク)あるいは一気に大型ジャンパーの伊藤謙司郎(雪印メグミルク)を組み入れるのも吉となろうか。

昔であれば、サッツに交えてあの軍楽隊の奏でるファンファーレが、白肌の台に心地よい響きであった。
いまではその先鋭的な扇形の最新シャンツェ、それもまた見応えありなのだ。
いにしえのときを刻むホルメンコーレン、それをじっくりと味わいたい。

岩瀬 孝文

ノルディックスキージャンプの取材撮影は28年以上、冬季五輪は連続5回、世界選手権は連続12回の現地入り取材。スキー月刊誌編集長を経て、2007札幌世界選手権では組織委員会でメディアフォトコーディネーターを務めた。 シーズンに数度J SPORTS FIS W杯スキージャンプに解説者として登場。『冬はスキー夏は野球』という雪国のアスリートモードにあり、甲子園の高校野球や大学野球をつぶさに現場取材にあたっている。

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