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史上10人目の日本女子大会覇者!18歳の千葉百音が初めての四大陸選手権戴冠「今後も地に足をつけて、精進していきます」 | ISU四大陸フィギュアスケート選手権2024 女子シングル レビュー
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部1年前の4位から、17歳キム・チェヨン(韓国)は銀メダルと躍進。ただFS最後の3回転サルコーだけは転倒に終わり、また3回転フリップはトライした3つすべてに「!」マークがついたものの、驚くほど軽やかに、さらりと高難度ジャンプを飛びこなした。しなやかなスケーティングスピードと、柔らかな肢体から繰り出されるムーブメントで、FSではPCSも一気に伸ばした。
NHK杯優勝が決してサプライズなどではなかったことを、アヴァ=マリー・ジーグラーは上海で証明した。ジュニア・シニア通して初めてのチャンピオンシップのために、全米選手権を欠場してまで積んできた調整は、無駄ではなかった。他を圧倒するスピードも、ダイナミックなジャンプも、明るい未来を期待させるものでしかなかった。SPはノーミスの3位で折り返した。最終的に4位で大会を締めくくることにはなったけれど、FSもジャンプのエッジミス(!とe)以外は、大きなミスなく締めくくった。
またウィ・ソヨン(韓国)は、今季のナショナルチャンピオンシップでは12位と苦しみながら、人生初のチャンピオンシップで5位入賞。改めて韓国女子のの層の厚さをアピールした。一方でディフェンディングチャンピオンとして臨んだイ・ヘイン(韓国)は、トータル11位に沈んだ。身体的には好調ながら、「個人的な問題」で精神的に動揺し、特にSP後にはあふれ出る涙を抑えきれなかった。昨季2位で終えた世界選手権に向けて、立て直しを誓う。
文:J SPORTS編集部
J SPORTS 編集部
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