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フィギュア スケート コラム 2024年2月26日

島田麻央の2連覇なるか!早春の台北アリーナで世界中の若芽たちが花開く | ISU世界ジュニアフィギュアスケート選手権2024 男女シングル プレビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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今季はSPに少々てこずっている。JGPファイナルはSP4位と出遅れた。優勝が期待されたユース五輪に至っては、SPは13位とさんざんの出来だった。しかし苦しみの中でも、中田の芯の強さが光った。JGPファイナルでは完璧なFSを決め、パーソナルベストを11点以上も大幅に更新した上に、逆転優勝をもぎ取った。悔し涙を飲み込んで臨んだユース五輪FSでは、2位の好演技を見せた。

中田の最大の武器は、質の高いジャンプ。流れるように飛び上がり、軽やかに着氷する。自ずとFS冒頭に組み込む4回転トーループも、3回転アクセルも、常に極めて高いGOE(出来栄え点)加点を稼ぎ出せる。15歳とは思えないほど成熟した表現力や、観客を引き込むエンターテインメント能力もまた、中田の大きな魅力と言える。

中村俊介18歳と垣内珀琉17歳も、生まれて初めての世界ジュニアへ挑む。今年の全日本ジュニアを制した中村は、JGP大会で優勝を含む表彰台3度、昨季JGPファイナル4位と、国際大会の経験も実績も十分。持ち前の幅のあるダイナミックな4回転トーループや3回転アクセルを、大舞台でも次々と決めることさえできれば、表彰台だって期待できる。

一方の垣内は、3回転アクセルはいまだ練習中。4回転トーループもいまだ成功率は高くはないものの、きれいに決めたJGPハンガリー大会FSでは、PBを20点以上塗り替え表彰台に乗っている。伸びしろはまだまだ大きい。

JGPファイナル2位、ユース五輪1位と今季好成績を連発し、本来ならば中田璃士とって最大のライバルとなるはずだったキム・ヒョンギョムは、今大会は残念ながら欠場。「シニア」の世界選手権出場へと向かう。

しかも中田と中村を除けば、3回転アクセルと4回転の両方を安定して成功させられている選手は、おそらくカナダのアレクサ・ラキッチ19歳ひとりだけ。ちなみに今季は完全にシニアとして転戦し、年頭のナショナルではシニア2位に輝いた。つまり今シーズン初めてのジュニア大会であり、ジャンプ構成や演技時間の変更を余儀なくされることになる。

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