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第73回全国高等学校スケート競技選手権大会フィギュアスケート競技 男子シングルレビュー
フィギュアスケートレポート by 中村康一(Image Works)その言葉通り、後半に若干崩れたところが見られたのが残念だったが、全体的に素晴らしいパフォーマンスだったと感じる。彼らしい、ダンサブルで表情豊かな演技で観客を魅了し、トリプル5種類までの構成ながら完成度も高い。高得点が出るのも納得だ。そして彼は、フリー当日の朝の公式練習でトリプルアクセルを成功させていた。試合でも挑戦するのかと期待したのだが、構成に組み入れることはなかった。
「ショートが3位だったので、最後のインターハイなので表彰台を狙ってまとめていこうと考えて挑みませんでした」
よくよく聞いてみると、なんと練習でも今までトリプルアクセルを成功させたことはなく、この日の朝の練習での成功が人生初だったそうだ。雄叫びを上げて喜んでいたが、その理由が良く分かった。それならば試合で挑戦しなかったことも納得だ。ただ彼は1年前のインターハイの取材で「来季はトリプルアクセルを必ず入れます」と言っていたのだが。
「無理でした(笑)」
来季は期待していいのだろうか?
「バッチリです。期待して下さい!」
はい、期待しておきます!
3位 三島舞明
三島舞明
今季、ジュニアグランプリにも出場した期待の注目株だ。その魅力は何といっても高い身体能力を生かしたジャンプ。4回転トウループ、トリプルアクセルも軽々と成功させる。ただ今回は構成上の問題で得点が伸び悩むこととなった。
「四回転をパンクして3トウループになってしまって、そのためにトリプルを跳び過ぎになってしまいました。どうやって直せばいいのか焦って分からなくなったことが悔しいです」
3回転以上のジャンプのうち、同じジャンプを繰り返して2回跳べるのは2種類までだ。本来ならば3ルッツを2回、3アクセルを2回跳ぶ予定のところ、その前に3トウループを2回跳んでしまったために二つ目の3アクセルがノーバリューとなってしまったのだ。これは手痛い失点だった。
「練習から構成を一つに決めずに色々やっているので、一つの構成に決めて練習していきたいと思いました」
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