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フィギュア スケート コラム 2024年1月26日

第73回全国高等学校スケート競技選手権大会フィギュアスケート競技 男子シングルレビュー

フィギュアスケートレポート by 中村康一(Image Works)
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全日本選手権からわずかな期間にジュニア課題に合わせる苦労についても語ってもらった。

「特にショートが大変でした。自分は(今回のショートの)スピンでフライングシットとチェンジフット(足替え)のキャメルっていう(全日本のショートと)真逆のことをやっていたので、それを変更するのは大変だったんですけど、3月まで毎月試合をして、試合の感覚を失わないためにも出場しました」

12月の全日本ではフライングキャメル、足替えのシットという構成で臨んでいた。ただジュニアの場合、規定でショートプログラムのスピンの種類が決められている。それに合わせるための練習を短期間にしなければならないのだ。こういったこともシニアに昇格した高校生がインターハイを回避する理由になってきた。ただISUの規定が変更になり、シニア昇格の年齢制限が厳しくなってきているので、今後、高校生はトップ選手も含めてインターハイに出場する傾向が強まることだろう。また彼は、個人戦で2連覇を果たしただけでなく、目黒日大高校としても学校別対抗での連覇に貢献することができた。

「目黒日大の選手が他に二人いて、優勝したいって二人とも言っていたので、自分もその力になれたらな、という気持ちはありました」

そしてさすがトップ選手というべきか、取材の最後にはファンへの感謝の言葉を口にした。

「今回もバナーなどで応援していただきました。応援に応えられるよう、しっかり結果を残せるように頑張りたいです」

2月に開催されるタリンクホテルズカップ(エストニア・タリン)への派遣が決まったというニュースが入ってきた。休む間もないようだが、元来多くの試合を重ねることで試合勘をキープするタイプだ。万全の状態で世界選手権に臨んでくれることを期待したい。

2位 朝賀俊太朗

朝賀俊太朗

2位に入ったのは朝賀俊太朗。3年生、最後のインターハイにして、初の表彰台を勝ち取った。

「ショートもフリーも後半体力が持たなかったんですが、まとめられたと思います。今年は全日本に出ることを目標にしています」

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