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フィギュア スケート コラム 2024年1月26日

第73回全国高等学校スケート競技選手権大会フィギュアスケート競技 男子シングルレビュー

フィギュアスケートレポート by 中村康一(Image Works)
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第73回全国高等学校スケート競技選手権大会(インターハイ)のフィギュアスケート競技が、2024年1月18日~21日の日程で、茨城県ひたちなか市、山新スイミングアリーナにて開催された。コロナ禍での無観客、縮小開催が続いていたインターハイだが、実に4年振りの通常開催となり、選手ご家族、ファンが会場で観戦できるようになったことは実に喜ばしいことだ。男子は何といっても三浦佳生が出場してくれたことが大きなトピックだった。既に国際大会で活躍し、今季は世界選手権の代表にも選ばれている。彼の存在がこの大会の格付けをさらに高めてくれた感がある。

1位 三浦佳生

三浦佳生

もはや、世界のトップ選手の一人だ。昨季は四大陸選手権で優勝。今季は初の世界選手権への出場を控えている。今回はパーフェクトな演技ではなかったものの、貫禄の優勝だ。

「年初めの初戦なので、まあこんなものかな、と思います。プログラムも全日本までの構成からかなりいじっていました。フリーの冒頭で4フリップを予定していて、そこからプログラムがどういう風に動いていくのか、今回はシニアの時と曲は違いますが、ジャンプの運びなどは似たような構成なので、試合でチャレンジしてみることを今回は考えてやっていました」

率直に言って、彼の個人戦優勝はよほどのことがない限り堅かった。なので今後の試合に向けて演技構成のテストも兼ねて臨んだようだ。冒頭のジャンプは、結果的に3フリップとなったが、4回転にチャレンジした。この構成が世界選手権でのベースとなるのだろう。「世界選手権では4回転は3種類4本」と明言してくれた。また今回はインターハイの規定に合わせてジュニアプログラムを組む予定があったのだが、今季のフリーの尺を縮めるのではなく、昨季のフリーの曲、“美女と野獣“を久し振りに使用した。

「この曲で四大陸選手権などいい結果を残してきましたし、自分自身、滑りやすい、乗りやすい曲なので、久し振りにお客さんの前で滑れたことは嬉しかったです。(冒頭の4回転)フリップでチャレンジして、それで崩れないかの検証にもなりましたし、試合勘も途切れていたので、ここから集中して、世界選手権にピークを持ってこれるようにしたいです」

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