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フィギュア スケート コラム 2024年1月26日

第73回全国高等学校スケート競技選手権大会フィギュアスケート競技 女子シングルレビュー

フィギュアスケートレポート by 中村康一(Image Works)
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「個人戦でもあるし、団体戦でもあるこの大会に3年間出場して、個人でも団体でも表彰台に導く存在になれたことが嬉しいです」

実に3年間を通して、個人戦でも学校別対抗でも表彰される順位を勝ち取っていたのだ。個人では2位、3位、2位、学校別では3位、3位、6位となった。素晴らしい貢献振りだ。千葉選手も3月には世界選手権への出場を控えている。モントリオールは氷の状態も良いはずだ。きっと全日本選手権のような素晴らしい演技を披露してくれることだろう。

3位 櫛田育良

櫛田育良

世界ジュニア選手権の代表に選出されている櫛田育良が3位となった。スタイルが良く、大人びた演技をする選手だが、実は1年生。初めてのインターハイ出場だ。今回はフリーでは思うような演技ができなかったのだが、それでもショートでの貯金と地力で3位に入賞した。

「フリーでは3ルッツを2本ともステップアウトしてしまって点数が伸びませんでした。立て直せなかったことが悔しいです。大会を通して、全日本で失敗してしまったショートを大きなミスなく終えられたことは良かったんですけど、ショートからフリーへのコンディション調整や、ショートのミスを生かせなかったことが課題です。調整力を身に着けたいです」

冒頭でミスした3ルッツ、本来は3+3のコンビネーション予定だった。それを後半の3ルッツでセカンドトリプルを付けてリカバーしようとしたのだがこれもミスしてしまった形だ。

「1本目(のルッツ)を失敗してしまい、3+3が一つしかない状態だったので。意識しないように(2本目の)ルッツに集中したんですけど、やっぱり後ろのジャンプを気にしてしまいました」

今季の櫛田選手は、素晴らしいときは本当に最高の演技をする。その一方で顕著な崩れ方をする演技もある。これはコンディション調整がうまく行っていないのか、それともメンタルのものなのか、聞いてみた。

「両方あると思います。調子の方は、練習から調子を上げていってそれをキープするように心がけています。メンタルの方も問題があると思っているので、改善していきたいです」

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