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フィギュア スケート コラム 2022年7月30日

#8【鼎談】町田樹 × 水鳥寿思さん × 赤平大 ー「AI採点」についてー(3) | 町田樹のスポーツアカデミア 【Forum:フィギュアスケートが求める理想のルール】

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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赤平アナウンサーと町田樹

赤平アナウンサーと町田樹

北京五輪の後、国際スケート連盟は大幅なルール改正を発表しました。つまりフィギュアスケート競技は、来シーズンから新しい競技規則のもとで運営されます。

ですが、新しいルールに順応しようと必死になるばかりで、ルールそのものの在り方についてじっくりと考える機会は、これまであまりなかったように思うのです。そこで今回は「フィギュアスケートが求める理想のルール」と題して、業界内外から専門家をお招きし、これからのフィギュアスケートのルールがいかにあるべきかを建設的かつ学術的に討論していきたいと思います。

MCを一緒につとめる赤平大アナウンサーとともに、男子体操の水鳥寿思先生をお招きしAI採点についてなどのお話を伺っています。ここからは事前に取材をした佐藤信夫先生、久美子先生のお話を紹介します。

対談のポイント

対談のポイント

今回、特別に取材を受けいただきました。この対談の趣旨は、コーチの観点についてです。佐藤信夫先生、久美子先生からお話を聞いてきました。ルールはやはり演技パフォーマンスを変えてしまうという重要な要素です。そのルール改正の一つひとつに対して、選手やコーチ、指導方法がどういう風に変わっていったのかということを知りたいというのがテーマです。信夫先生と久美子先生は長く、この競技を支えてくださっている方ですので、そうした歴史的な観点からも、フィギュアスケートはどうあるべきかということを伺いたいと思います。

改めて歴史の長さと言うと、フィギュアスケートの大きなルール改正をまとめてみました。

フィギュアスケートのルール改正をめぐる変遷(大局的歴史)

フィギュアスケートのルール改正をめぐる変遷(大局的歴史)

佐藤信夫先生と久美子先生は、選手あるいはコーチとしての立場で全てを経験されています。まずコンパルソリーフィギュアとフリースケーティングでフィギュアスケートの競技が展開された頃は、お二人は選手として活躍されておられました。その後、引退してコーチになったときにショートプログラムが導入され、そこからコンパルソリーフィギュアの廃止。現行のISUジャッジングシステムの導入をすべて経験されています。まず、先生方がご注目されたのはこの1990年から1991年の間にかけて行われたコンパルソリーフィギュアの廃止についてです。

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