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その6戦は3勝3敗のイーブン。大田尾竜彦監督(平16 人卒=佐賀工)が主将として臨んだ2003年度の決勝は、7-33で敗北しているなど、関東学院大との激戦の記憶は色あせていない。ついに復活したかつての名勝負。あの日の借りを返し、大阪の地へ駒を進めることができるか。
早大は先週、優勝を懸けた早明戦に臨んだ。FB(フルバック)矢崎由高(スポ3=神奈川・桐蔭学園)が先制トライを挙げたものの、明治大学にすぐに奪い返され、10-10で前半を終える。
後半も先に点を奪われた早大は、PG(ペナルティゴール)で明大の背中にピッタリとくっついたが、最後まで逆転のトライを挙げることは叶わず、関東大学対抗戦を3位で終えた。
試合後にSH(スクラムハーフ)糸瀬真周(スポ4=福岡・修猷館)が、「厳しい山に入ったことはもちろんわかっている。やるしかない」と力強く語ったように、早大の選手たちの『荒ぶる』への決意が、より一層燃え上がった敗北であった。
対する関東学院大は関東大学リーグ戦の初戦で大東文化大学との点の取り合いを制し、白星発進に成功する。次節では東洋大学に1トライ差で敗れたものの、続く立正大学との一戦で35-24で勝利し、迎えた第4節は東海大との一戦。
リーグ戦では盤石の強さを誇っている青のジャージに対し、モールでインゴールを叩き割るなどセットプレーでの成長を見せた。結果は20-31で敗戦となったが、関東学院大復活の兆しを感じさせる一戦であった。ここから流通経済大学、法政大学、日本大学に3連勝した関東学院大は、実に14年ぶりとなる大学選手権出場を決めた。
今試合で注目したい局面はセットプレー。特に関東学院大のモールは要注意であり、NO8(ナンバーエイト)ラリー・ティポアイールーテルを中心とした、FW(フォワード)の塊を押し返すことができるか、早大FWの意地のディフェンスに期待したい。
ジュニア選手権の帝京大戦、ディフェンスに仕掛けるPR勝矢
先週からメンバーを変更した早大は関東大学ジュニア選手権を主戦場としていた選手たちが並ぶ。
PR(プロップ)勝矢紘史(スポ4=長崎北陽台)、LO(ロック)萩原武大(スポ4=茨城・茗渓学園)、CTB(センター)黒川和音(人4=茨城・茗渓学園)、金子礼人(法4=福岡・西南学院)、ベンチに控えるPR山口湧太郎(スポ4=神奈川・桐蔭学園)は4年生として出色の活躍を見せてきた5名。ラストイヤーに懸ける熱い思いが表れたプレーには目が離せない。
ジュニア選手権の帝京大戦でトライを奪うCTB金子
ついに始まった大学選手権。負けたら終わりのノックアウトステージには独特の緊張感が漂う。たった80分間で自分たちのこれまでを出し切り、次の試合へとつなげなければならない。出し惜しみなく、『赤黒』の強さを見せつけろ。
文:村上結太写真/写真:安藤香穂、清水浬央、大林祐太(早稲田スポーツ新聞会)
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