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ラグビー コラム 2026年5月22日

早稲田大学、開幕3連勝を懸けて東洋大学と対戦。ラグビー関東大学春季交流大会

ラグビーレポート by 早稲田スポーツ新聞会
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校歌を歌うNO8松沼

東海大学との激闘を制し、開幕2連勝を勝ち取った早稲田大学、今週は東洋大学との試合。白星を飾り、3連勝で勢いをもたらすことはできるか。注目の一戦はホーム・上井草グラウンドで行われる。

早大にとって東洋大との一戦は1年前にさかのぼる。昨年度の関東大学春季交流大会で相まみえた際は、早大が52-19で東洋大に快勝している。しかし、侮ってはいけない。4月に行われた東日本大学セブンズ大会では、29-26と早大に肉薄し、試合終了間際まで攻撃の手を緩めず、脅威となった。東洋大のBK(バックス)には特に注意が必要だ。

ラグビー 関東大学春季交流大会2026

早大は5月17日に東海大と対戦。後半30分の時点で2点のビハインドを背負う苦しい試合となったが、最後まで集中力を切らさなかった。立て続けに3トライを奪い、チームに勝利をもたらした。

巧みなゲームメイクをみせたCTB島田

早大はBKの連携が光り、特にSO(スタンドオフ)服部亮太(スポ3=佐賀工)と両CTB(センター)島田隼成(スポ3=福岡・修猷館)、名取凛之輔(スポ2=大阪桐蔭)のゲームメイクが全体のリズムを生み出していた。この3名の一挙手一投足からどうゲームを構築し、東洋大を翻弄するかがカギとなる。

ここで早大の注目選手を紹介する。1人目は前述の名取だ。東海大との試合でパス、ラン、フィジカルの部分で多くのチャンスを演出した。その存在はチームにとって不可欠なものとなりつつある。彼の対面には東洋大主将のCTB浅尾至音が構える。ここでどのような駆け引きが繰り広げられるのか目が離せない。

2人目は東海大戦でゲームキャプテンを務めたNO8(ナンバーエイト)松沼寛治(スポ4=東海大大阪仰星)。プレーの質の高さは言うまでもない。それ以上に松沼のキャプテンシーが早大として大きな財産となった。

清水健伸主将(スポ4=東京・国学院久我山)が不在の中で、タフな試合を勝ち切った成果はことのほか大きく、チームの成長にとって今後につながる糧となったことだろう。今試合でも発揮されるであろう松沼のリーダーシップに期待が高まる。こちらも対するは東洋大NO8ロケティ・ブルースネオル。世代屈指のNO8同士の直接対決を見逃すな。

スタメンに名を連ねたWTB若林

3人目は途中出場ながら、必ず結果を残しているWTB(ウィング)若林海翔(社2=東海大大阪仰星)。今季、初『赤黒』を勝ち取った若林は残り少ない時間帯での出場でも結果を残し、早大のフィニッシャーとしての立場を確立しつつある。今試合ではスターティングメンバーとして名を連ねており、試合の初めから存在感を遺憾なく発揮して欲しい。

東日本大学セブンズでは、BKのレベルの高さを見せた東洋大だが、FW(フォワード)にも警戒が必要だ。直近の試合で対戦した重戦車こと、明治大学の強力FWに対してスクラムでは押し負けず、アタックではピックアンドゴーでトライを取り切るなど、その存在感は随所に見られた。

その東洋大FWで特に注目の選手はロケティだ。強靭なフィジカルに加え、瞬発力も兼ね備える。関東学院大学との試合では自らキックを蹴り、それを再獲得してトライを挙げるシーンもあった。彼の力と知を兼ね備えたプレーにいかに対応するかが重要となる。

また、BKそして東洋大をまとめるCTB浅尾にも注目だ。さらに、4月に行われた東日本大学セブンズで自身の華麗なアタッキングスキルを見せつけたFB(フルバック)中山二千翔も、チームの最後尾に控える。FB坂本琥珀を筆頭に、後半から出場する選手たちにも警戒が必要だ。

攻守において隙を見せない東洋大との一戦は、互いの意地と戦術が激突する総力戦となるだろう。上井草の歓声を背に受け、早大は開幕3連勝をつかみ取ることができるか。さらなる高みを目指す清水組の、熱き闘いのホイッスルがまもなく鳴り響く。

文:髙木颯人/写真:吉田さとみ、池田健晟(早稲田スポーツ新聞会)

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早稲田スポーツ新聞会

早稲田スポーツ新聞会

1959(昭和34)年創刊。人気の野球、ラグビーを中心に早大体育会44部をくまなく取材し、年12回の新聞発行およびWebやSNSによる情報発信を行う。現在部員170名で活動。»早スポHP»Twitter»Facebook

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