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ラグビー コラム 2023年1月30日

【ハイライト動画あり】「勝つ自信はなかったのですが、選手を信じていました」 埼玉ワイルドナイツ、懐の深い逆転勝利で開幕6連勝

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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埼玉ワイルドナイツ vs. 横浜キヤノンイーグルス

相手の技を受けておいて最後に勝つ。懐の深さを感じる埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉WK)の勝利だった。1月28日(土)、埼玉県の熊谷ラグビー場には、厳しい寒さのなか7,815人の観客が集った。5戦全勝で首位を走る埼玉WKと、3勝1敗1分けで4位につける横浜キヤノンイーグルス(横浜E)。注目の一戦は埼玉WKのロビー・ディーンズヘッドコーチが予想した通りの接戦となった。

竹山晃暉(埼玉ワイルドナイツ)

キックオフ前のトスで勝った埼玉WKの坂手淳史キャプテンは風上の陣地を選択した。午後2時30分、横浜EのSO小倉順平のキックオフで試合は始まる。前半4分、自陣深くに押し込まれた横浜EのFBエスピー・マレーがタッチキック。これが風の影響もあって伸びず、埼玉WKがカウンターアタックを仕掛ける。FB山沢拓也からパスを受けたWTB竹山晃暉は右タッチライン際を駆け上がるとディフェンダーの頭を越えるキックをインゴールに蹴り込む。このボールがデッドボールライン近くで手前に跳ね、走り込んだ竹山が押さえて先制トライ。SO松田力也のゴールも決まって、7-0とリードする。

前半10分、埼玉WKのゴールラインに迫った横浜Eは、ゴール前のラックからSHファフ・デクラークがトライ。ゴールは決まらず、7-5とする。その後は一進一退の攻防となるが、フィジカル面は互角の戦いで、ディフェンス面でも横浜Eの成長を感じさせる時間が続いた。前半はこのスコアのまま終了する。

しかし、埼玉WKは相手のミスを逃さない。後半開始早々、横浜Eが自陣22mライン付近でノックオン。ここで得たスクラムから、右ショートサイドを攻め、竹山がゴールライン近くにショートパントを上げる。マレーがこれを追って、インゴールで先に押さえようとしたが、ボールはまたしても手前方向に大きく跳ね、竹山がボールを確保してトライ。松田がゴールを決めて、14-5とする。苦しい試合展開のなかで竹山のトライの嗅覚が光る。それは、相手のミスを逃さず得点する埼玉WKの真骨頂でもあった。

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